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キルンベルガーの調律法について思うこと

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学が浅いなりにつらつら書いてみた。出典の曖昧なものや推測等含むので注意。
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キルンベルガーの調律法について思うこと その2

※引き続き長駄文注意

前回を振り返って前回ではキルンベルガーの各調律法について、およびキルンベルガー第3の応用性について取り留めもなく述べた。プロフィールに調律はキルンベルガー派と書きつつ、第2の説明がやけにあっさりだったり第3をボロクソに言ってたりするのは目を瞑っていただきたい。
キルンベルガーの調律法は時代が下るにつれ純正律→ミーントーンへとその母体が変遷していく一方で、3種類すべてにおいて

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キルンベルガーの調律法について思うこと その1

※長駄文注意

J. S. バッハの弟子としてその名が知られているヨハン・フィリップ・キルンベルガー(Johann Philipp Kirnberger 1721-1783)。師事していたのは1739年から1741年の2年程らしいが(ゼロ・ビートの再発見より)、バッハを高く称賛していたという。調律法としては1766年のキルンベルガー第1法、1771年の第2法、1779年の第3法にその名を残している

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