メモ考。囲む→つなぐ→配置する

ゲームばかりする子どもにゲームから将来役に立つ考えを持たせるにはどうすればいいか?

みたいな話をTwitterで見かけたので、メモをさせればいいのでは?と返しました。
メモから考えがひろがって、反省するようになったり、事前にゲームの目標を立てるようになれば、PDCAが回せるようになって学校の勉強にも応用できるよね、的な。

それで考えると、現代は、メモを取るのがものすごく容易なので、このアドバンテージを使い倒すのがいいですね。
小説家になろうというサイトの、異世界もののウェブ小説をものすごく読むのですが、異世界は現代風ではないので紙が高いっていうので、簡単にメモをとれないっていう縛りがあったみたいで。

現代では、ぜいたくなメモの取り方ができる。そのメリットを活かした方法を模索するのがいいよね。

ポストイットのような、簡単に移動できるもので、考えをグループごとにまとめてみたりとか。
自由に考えていることを全部書こうとすると、似たようなことを考えてループしていることがあるんですね。
そういうのをまとめて処理するとか。

表題の、囲む→つなぐ→配置する、は、メモに関する本の中で一番ためになった内容ですね。
囲む、つまりキーポイントを書いた語句を、○で囲んでしまう。それで一つの拠点ができあがります。
それにシナプスがつながるように、関連する事項を囲んだ語句と、つなぐ。そういう関係性を、自分の脳内では築きあげているわけです。
そういうひとつのチャンク、ひとかたまりを、他のチャンクとの関係性を考慮しつつ、据わりの良い場所に配置する。
そうやって、世界観をつなげて広げていくわけです。

Zettelkastenのメモの取り方を最近知ったのですが、それだと一枚のカードにチャンクができあがってるよね、と思うわけです。
アイデアに昇華してないメモはどこいってるんだろう、という疑問。
その辺、実際にやっている人のメモをみてみたいのですが、多分、概念的にはウィキペディアのハイパーリンクとの違いを見つけにくいかも。
すぐに不要になるフロー情報と、とっておきたいストック情報、その扱いの差も知りたいものです。
自分専用のアイデアが詰まっている、Zettelkastenのデータを作るには、やはり元になったアイデアを正確に理解しないと難しいんでしょうか。

ところで、物理的なメモを取らないと決めているので、データはすべてPCにあるのですが、まだメモのやり方が定まってないので、いろんな場所にメモしたのを探し回って、っていうのをしているあたり、まだまだメモ管理ができてないですね。

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