東京都庭園美術館に行ってみる
この日は年に1度の建物公開展として「邸宅の記憶」展が開催されていた、
東京都庭園美術館に行きました。
東京都庭園美術館の本館は、朝香宮邸として建てられました。
アール・デコの全盛期に滞欧されていた朝香宮夫妻がその様式美に魅せられ、
自邸の建設にあたりフランス人装飾美術家に設計を依頼し、
アール・デコ様式を積極的に取り入れ建てられたものです。
今回の展覧会では、当時の家具や調度を用いた再現展示がされていました。
平日でしたが、館内は多くの人でにぎわっていました。
本格的なカメラを手にしている方も多く、熱心に撮っていました。
この展覧会では撮影OKなのです。
これはありがたい。
私も気に入った部屋や調度をパシャパシャと撮ってきました。
また宮様の居間には、ロイヤル・コペンハーゲンの三羽揃いのペリカン(ペンギン)、
姫宮様の居間にもペンギンの置物があり、
ペンギン大好きな私は心の中でキャーと叫んでしまいました。
宮様にも好かれるペンギン、さすがです。
1時間以上じっくりと見て回ったあと、庭に出てみました。
広い芝庭、趣のある日本庭園、開放的な西洋庭園と、
個性的なエリアで構成されています。
西洋庭園ではシートを広げて休んでいる人達も多く、
都会の中の憩いの場となっていました。
今回の展覧会で建物の魅力に興味がわき、
ミュージアムショップで売られていた、こんな本を買ってみました。
この本を片手に、東京を歩いてみたいなと思います。
美術館を堪能したあとは、目黒方面へ足を延ばしてみました。
目黒川を渡り、目黒不動尊でこれからの毎日も楽しく過ごせるようお参り。
不動前から電車に乗って戻りました。
この日もよく歩きました。
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