外在化
こんばんは。心理師Shingoです。
昨日はnote更新忘れてしまいました。。。
今日はセルフメンタルケアに大切な方法のひとつとして、「外在化」について書きたいと思います。
以前のnoteで「ぐるぐる思考」について書いた際にも書きましたが、人間は頭の中で色々と思考していると同じことろをぐるぐる回ってしまい、結局結論になかなか辿り着けなかったり、ネガティブ思考に陥りがちです。
これは人間の脳のワークメモリーの容量がそれほど大きくないことが要因のひとつとして挙げられます。
もちろん個人差はあるとは思いますが、人間の脳は一時的に思考をとどめておく短期記憶領域と記憶にとどめておく長期記憶領域がありますが、ぐるぐると頭の中で思考を巡らせている時には、主に短期記憶領域でワーキングメモリーを活用しています。
思考の整理はやはり客観視することがとても有効なので、この頭の中だけで考える方法は非効率なのです。
そんな時、有効なのが「外在化」です。言葉の通り自分の考えを外に出して客観視できるようにするということです。
主な手法として「書き出す」「誰かに話す」などありますが、セルフケアで使う場合には「書き出す」ことが一番手っ取り早いです。
とにかく頭の中で浮かんだことを片っ端からメモ帳に書いていきます。そして少し時間をおいて冷静に客観視することで、自分の思考を整理することができるのです。
普段あまりノートに書く習慣がない人もぜひ、この思考の外在化のために1冊ノートを用意してみてください。
人間は習慣の生き物なので、毎日思いつくことを書き出すことでそれが生活の一部として習慣になります。
ぜひ、前回のぐるぐる思考から抜け出す方法と一緒に試してみて下さ