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ぐるぐる思考から抜け出そう

こんばんは。心理師Shingoです。
今日はネガティブな思考に陥った時になりがちな「ぐるぐる思考」から抜け出すにはどうするか?について少し書いてみます。

気分が落ち込んでいる時にはネガティブな思考になりがちですが、さらにこのネガティブ思考に陥ると頭の中で考えがぐるぐると巡ってしまい、抜け出すことが出来なくなってしまいます。

心理学の世界では、ぐるぐる思考のことを「反すう思考」と言いますが、まさに一度飲み込んだものを再度出して噛み砕いてまた飲み込む行為を思考で行うという意味です。
特に嫌なことや、自分にとって良くない出来事など何度も繰り返し自問自答してしまうことが、自分自身のストレスとして蓄積されてしまいます。

この「ぐるぐる思考」「反すう思考」から抜け出すためにの手段として、ひとつご紹介します。それは・・・・・
「書き出す」ということ。自分の頭の中から一旦考えていることを外に出します。
書き出す(文字にする)ことで事象を客観的に捉えることができるようになります。この時のコツは事実をありのまま主観をなるべく排除して書き出すことです。

もちろん人に話を聞いてもらうことも同様の効果がありますが、書き出すことは相手がいなくても自分ですぐにできるところが良い点です。

書き出した事象を客観的に見直してみて、自分の捉え方以外の受け取り方の選択肢を増やしていけるとストレス度合いを下げることが出来ます。

これは認知行動療法という心理療法の中でも行う手法ですので、ぜひ「ぐるぐる思考」になってるな〜と思った時には書き出すことを試してみてください。