しなやかな心
こんばんは。心理師Shingoです。
今日は、「レジリエンス」について書きたいと思います。
皆さんは聞いたことあるでしょうか?
「レジリエンス」の言葉自体の意味は「はね返り、とび返り、弾力、弾性、(元気の)回復力」です。
ようは元に戻ることを指しますが、精神医学、心理学の分野では「さまざまなストレスなどにより精神的に疲弊しないように、しなやかに適応して乗り切る力」として使われるようになっています。
最近では日本でもレジリエンス力を高めることでよりしなやかに自分らしくウェルビーイングな生き方をするということがクローズアップされています。
よく「うつになるのは心が弱いから」とか、「精神的に弱い」とか言う人もいて、じゃあ心が鋼のように強ければうつにはならないのか?と問われれば、答えは”No”です。
精神的に強い人こそ、大きな困難に直面して挫折してしまった時に、精神的に大きく崩れてしまい、それこそ重篤なうつ病になってしまうケースを私はたくさん見てきました。
実は私自身も、うつの当事者なのですが周りの人から「絶対にうつ病になるようなタイプじゃない」と言われていましたが重度なうつ病で休職・復職を繰り返してしまっています。
「折れない強い心」より「しなやかに跳ね返る心」の方が実際に折れてしまわないのです。
この「レジリエンス」に関して、私がWebライターをしているWebサイト(mentally)でも以前記事を執筆していますので、興味のある方は是非読んでみてください。
皆さんも「しなやかな心」で自分らしくウェルビーイングで生きていきましょう!