廃線とランニング
こんにちは!
ここ数年走るのにハマっていたのですが、コロナでベルリンに閉じ込められてからというものそのランニング熱に拍車がかかってきています。
ランニングは最初の1年くらいは6キロくらい走るのがせいぜいで、どちらかというと気分転換と運動不足解消のため軽い気持ちで始めていたのですが、面白いことに数ヶ月も経つと徐々に走行距離が自然と伸び10キロ走るのも苦で無くなってきました。
やがて10キロ走るのが普通になり、と続けていくうちに、またどんどんと走行距離が伸びていきました。今では20キロ弱走るのも普通になり身体の変化に自分でも驚いています。家から数キロの位置に湖や自然豊かな森があるのも気持ちが良くランニングのモチベーションをあげている気がします。
あまり毎回同じところを走っていても飽きるので、ベルリン内の走りやすい場所を探しては走りに行くようになりました。
そこで思い出したのが、ベルリン内には今では完全に廃線になっている線路が点在していることと、その多くは信号機などもなく線路に並走した遊歩道が整備されているということ。
昔の単線がこうして残っているのです。
夏にはレジャー用に開放され次走トロッコなどを走らせる企画があるくらいなので、線路自体はまだ使える状態を保っています。
こうした廃線脇の数メートルから数十メートル離れたところに遊歩道が並走しているので、緑も多く歴史的なロマンを感じながら走れるとても良いコースになっています。
20キロ弱走れるようになってきているので、そろそろハーフマラソンにでも挑戦してみようかという希望を抱くようになりました。運動嫌いだったのが嘘のようです。
もう一つランニングの最高の恩恵は、記憶力の向上です。
普段の記憶力や脳の回転に良い影響を与えているのが実感として分かります。
面白いのはランニング中の記憶も非常に鮮明です。走っている間にすれ違った人やものなど順に思い出せるのです。ベッドに入り寝る前にその日のランニングを順にたどって「復習」すると、そのすれ違った人やものなどの記憶がしばらく定着します。普段楽譜を覚える時と同じ感覚ですね。寝ている時に「夢」の中で楽譜を復習したりするのととても似ていますよね。
というわけで記憶力向上にランニングをお勧めしたいです(笑)
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