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最近のハマりごと

 今現在の居住地であるベルリンは、コロナによって厳格なロックダウンでレストランなど外食産業は長期休業を強いられ、ただでさえ食文化の貧しいドイツの地で思いもよらない苦難。そこで、何か美味しいものを自分で作ろうと思い立った。単調な肉ばかりの生活に飽き飽きしていたので、手に入るかどうかさえ分からない魚に挑戦することに。

 まずはリサーチ! ベルリン市内に新鮮な魚が手に入る店があるのかどうか。一般のスーパーではまず魚は冷凍食品としてでしか売っていないので、新鮮な魚の手に入るような店があるかすら怪しかった。が、あった! なんと全ドイツ内の主要都市でチェーン展開するFrisch-Paradise。訳すなら「新鮮天国」か。あまりにも短絡的な訳だが、どうもその店では全欧各地の新鮮な食材を扱っていて魚に限らず野菜、肉、ワイン、乳製品を扱っているらしいということが分かった。しかも噂によるとKaDeWeというベルリン随一の高級デパートにも卸しているらしい。


 さて、そこは文字通り「天国」だった。このロックダウンによる閉塞感を消し去ってくれるような目移りするばかりの新鮮な食品、店の雰囲気。そこで見つけたのが鯛である。日本では考えられないような破格で売られており、100グラム1.5€ほど。1尾5-6€というところか。


 脂の乗ったうまい鯛に魅了され、グリル、鯛めしなど様々な調理で楽しんでいる。特に土鍋で日本酒で蒸した鯛めしはこの上なくうまい。シャブリやソーヴィニヨンの白と合わせるのが最近のお気に入りだ。
 みなさんもコロナを乗り切るのに鯛はいかが? by 清水

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