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農業を始めました その2 (茎ブロッコリー)

3月になって、前の借主さんから畑を引き継ぎました。タイトルの写真はその時のシェア畑全体の様子です。この写真をロシア語のレッスンの時にアンナ先生に見せたら、「意外に広いじゃない」と言われ、慌てて 「いやいや、この写真は全体で 私たちの畑はこれ…」

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この短い2畝分が 私たちの畑です。

「ありゃ、小さいのね(^^♪」としばらく、ロシアのダーチャの話で盛り上がりました。ダーチャの話はまた別の機会にすることにしましょう。畑を引き継いだ時に、なぜか一畝に何かが植わっています。スタッフの方に聴くと、「なばな」と「茎ブロッコリー」がまだまだ収穫できるので前の借主さんが残しておいてくれたとのこと(ラッキーです)。
ブロッコリーは緑のアフロヘア―のようなコロンと大きい野菜ですが、茎ブロッコリーは一つの塊にならず、枝の先に菜の花のような小さな花のつぼみが親指ほどの大きさで固まってでき、その部分を切り取ってブロッコリーのようにいただく野菜です。スーパーなどでもばらばらになったブロッコリーみたいな恰好でたまに売られていましたが、畑に植えられている姿を見るのは初めて。「結構大きな木になるんだ。しかもほっておくとつぼみに黄色い花が咲いちゃうんだ!?」ということを知りました。タイトルに使った写真は、収穫をせずほったらかしにしていると花が咲いてしまうという悪い見本。
畑のスタッフの方のお話「皆さん会社勤めや子育てなどなどでお忙しいので、なかなか毎日収穫に来れません。」「え!?毎日?」「そう毎日…でないと花になって、固くなっちゃうから食べられない」
それからが大変。毎日はさすがにいけないので、3日~4日ごとに畑に通い、収穫。そうしないと黄色い菜の花みたいな花を持ち帰って、花瓶に生けることになってしまいます。

2_茎ブロッコリーの花

茎ブロッコリーの花 菜の花みたいで春を感じます 家内は花も楽しんでいました。

収穫したものはその日の夜に食べる。これが美味しい!なばなは炒め物にしてよくいただきました。4月の中旬まで、ブロッコリーとなばなは ほぼ毎日我が家の食卓を飾ってくれました。

4月の中旬になると、夏野菜の植え付けの準備をしなければならないとスタッフの方に言われ、楽しませてくれた茎ブロッコリー、なばなを引っこ抜いて「さよなら」をしました。野菜作りは、タイミングを逃がさないことが大事。まだ収穫できるからと言っても必要な時にはさよならしなければならないというのは「非情だなぁ、プロの方たちは大変だなぁ」と思いました。
さて、いよいよ新しい畝づくりです。これがまた大変。なれない手つきで鍬を振い、何とか台地状にして、黒いビニールを張るところまで家内と二人で半日かけて終わらせました。
(猫の額よりも小さい畑に、二人かかりで半日… 農家の皆さんは偉大です!)

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へっぴり腰ですね?鍬って結構難しいんです。なかなか思うように耕せませんでした。

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土の塊を崩して、マルチと呼ばれるビニールを固定して 畝がやっと完成しました(^^♪

肥料をなじませるためにしばらくこのまま放置です。また報告します。
By こばつね

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