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これがキルギス!「起源」展!!!

こんにちは!キルギス在住の幸夫です!久しぶりに楽しそうな展覧会の広告が出ていたので早速行ってきました!その名も「起源」展!!!
前にも紹介させていただいた、私も大好きな「ナリンクル・トゥルパノフ」氏と、まだ見たことのない画家、「ジルキィチィ・ジャキポフ」氏の二人の画家の展覧会の様です。早速見てみましょう!
まずはナリンクル・トゥルパノフ氏の作品から一気に見ていきましょう!

タイトル「ケルケベス(КЕРКЕБЕС)」
タイトル「クルチョ(КУЛЧО」」
タイトル「ドゥングロモ(ДУНГУРОМО)」
タイトル「朝(УТРО)
タイトル「ミカアチ(МЫКААЧЫ)」
タイトル「ノーカット(НООКАТ)」


山!山!山! そうです!キルギスは中央アジアのスイスとも呼ばれ、各地域毎に豊かな山々がみえるのが魅力的なんです!タイトルも「朝」以外は恐らくキルギスの地方名。ケルケベスは近くを電車で通ったことがありますが、他の地域にも行ってみたくなりますね。そしてナリンクル氏の個人的な好きなポイントとして、圧倒的臨!場!感!!!まるで絵の中に入ってしまったかの様な臨場感は、見上げる山の雄大さや、山頂から吹き降りてくる冷たい風まで感じてしまいます。それと、「ドゥングロモ」の馬の疾走感も大好きです。


タイトル「飛翔(ПОЛЕТ)


ナリンクル氏の人物画初めて見た!!!二羽の鷲が大きく翼を広げて、女の子が同じように、そして楽しそうに両手を広げて幸せそうな表情ですね。やっぱりナリンクル氏の絵画、私好きです。また次の作品が見れることを祈ります。

さて、今回もう一人の主役、 ジルキィチィ・ジャキポフ氏の作品を今度は見ていきましょう!

タイトル「絵画(ЖИВОПИСЬ)」


「絵画」というタイトルの絵画!!?ナリンクル氏とは全然違うタイプの画家の様です!この作品を理解するには、私はまだ彼について知らなすぎるので、次の絵画に行きましょう!

タイトル「誰もいないNo.1(НИЧТО-НИКТО No.1)」


う~~~~~~~~~ん・・・・・分からん!!!でも絵画の横に謎の棒が取り付けられているのは斬新で、可愛いデザインですね。これは面白い。


タイトル「ドゥンガンの畑(ОГОРОД ДУНГАНИНА)」

これは・・・茶畑でしょうか???関係ないかもですが、キルギスに来てからというもの、韓国人でも中国人でもなく、よくドゥンガン人に間違われます。聞くと、キルギスの地方に住んでいる中国系の民族らしく、私の顔がよく似ているらしいです。これはこの絵のこともあるし、一度ドゥンガン人の集落とかに行ってみたいですね・・・。噂によると商売上手な人達なんだとか・・・。商売上手な人達の畑・・・・???

タイトル「オブジェクト(ОБЬЕКТ)」

これは・・・・いいのか???最近生クリームまみれになってしまったあの名画が思いっきりはめ込まれていて、その胸に釘が刺さってるんですが・・・・。そしてその横には料理用の木ベラ、下にはおろし金???なにかこの名画へのアンチテーゼな様な、でも何となく独特な民間宗教の祭壇の様な不思議な存在感。やはり、この画家さんの絵について考えるには、彼についてもっとしる必要がありそうです・・・。

タイトル「管理者のいない街(ПРОРУСК КОМЕНДАНТА ГОРОДА)」

広告の絵だ!!なんとなくタイトル訳してみたけど、合ってるんでしょうか・・・。街・・・。ヒエログリフの様な不思議な模様かと思っていたのですが、そうか、街・・・人?この黒い線は管理者(支配者?)のいない自由な人々を表している??そう考えればそう見えてくるような、違うような。でも不思議とずっと考えて見ていても飽きることはなく、独特な世界に引き込まれる感覚が確かにそこにはありました。ということで、今回の起源展、相変わらず最高な臨場感と感動を届けてくれるナリンクル氏と、新しい出会いと不思議な世界を提供してくれるジャキポフ氏の作品が飾られたとても満足度の高い展覧会でした。ジャキポフ氏の他の作品ももっと見て、彼の心をもう少し理解したいですね。皆さんももしお住まいの場所で展覧会があればちょっと立ち寄ってみてください。新しい出会いや世界がそこに待っているかもしれません。by幸夫

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