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2023年6月19日 感染対策が緩和されたオーストラリアでは、さまざまな感染症が増えた
■ ブログで公開した内容の深掘りです。
( 本記事は、メンバーシップ(アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m)
感染対策が緩和され、急速に感染症が増えている。
■ 2023年5月8日に新型コロナが第5類感染症に感染症法上の位置づけが変更されました。
■ すなわち、『個人の選択を尊重し、国民の皆様の自主的な取組をベースとした対応に』変わったわけですが、現実的には感染症対策そのものがかなり変わったといえるでしょう。
■ そして、さまざまな感染症が増えてきています。
■ KID先生が6月4日までのデータを示されていました。
データを更新しました
— Dr. KID (@Dr_KID_) June 13, 2023
第22週(5/29-6/4)までのデータです
まずは
・RSウイルス
・溶連菌
・ヘルパンギーナ
・咽頭結膜熱
などの感染症が多いです。
コロナ禍前の水準に戻りつつあるのが伺えます。
1/ https://t.co/fnPAI3W07Y pic.twitter.com/fvCJKxjgH8
■ このような感染拡大は、世界各地でおこっています。
■ 最近の報告を共有します。
この論文でわかったことをざっくりまとめると?
2021年9月から2022年3月末まで、ウィーン最大の小児科センターに急性呼吸器感染症で入院した小児678人(生後0~36カ月)を登録し、23種類の呼吸器病原体の検出状況を確認したところ、
✅厳格でない感染対策に移行することで、生後0~36カ月児のRSウイルスやメタニューモウイルスなどのウイルス性感染症の患者が大きく増加した。
✅RSウイルスは入院率が高く、流行が非常に早かったが、ロックダウンにより流行が収まったことが確認された。
以下は、論文の解説と管理人の感想です。
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noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊