血清TARC値は乳児でもアトピー性皮膚炎の重症度を予測するか?|2023年10月15日
■ ブログで公開した内容の深掘りです。
( 本記事は、メンバーシップ(スタンダード・アドバンス)の記事です。メンバーシップの概要は、こちらをご参照くださいm(_ _)m)
TARC検査の重要性:アトピー性皮膚炎の評価と最新の研究
■ TARC値は、日本では約15年前から保険適用となり、アトピー性皮膚炎の重症度や経過を見るための検査として広く行われています。
■ 採血による検査ですが、必ずしも全員が行う必要はありません。特に重症の方は、治療を始める際にこの検査を行うことが一般的です。
■ アトピー性皮膚炎の方にステロイド薬を塗ると、タルクの値は下がることが報告されています。
■ また、アトピー性皮膚炎では皮膚のバリア機能が低下しているため、皮膚からの水分蒸発量や角層の水分量に異常があると、タルクの値が上がることが日本の報告で証明されています。
■ 皮膚の下では炎症が起こっているかもしれないということですね。
ここから先は
2,375字
/
6画像
この記事のみ
¥
100
noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊