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2023年6月15日 感染対策が緩和された米国において、小児の脳膿瘍が増えている?

■ ブログで公開した内容の深掘りです。

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2022年に、米国で小児の脳膿瘍が増えているという報告があり、その後の調査が継続されている。


■ 脳膿瘍とは、脳内に膿が溜まった状態ということです。


■ 2022年CDCから、小児の脳膿瘍が増えていることが示されていました。

Accorsi EK, Chochua S, Moline HL, Hall M, Hersh AL, Shah SS, et al. Pediatric Brain Abscesses, Epidural Empyemas, and Subdural Empyemas Associated with Streptococcus Species - United States, January 2016-August 2022. MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2022; 71:1169-73.

■ その後の検討が続けられており、最近、その結果の一部が報告されてきています。



このレポートでわかったことをざっくりまとめると?

2022年5月、米国で特に溶連菌による小児頭蓋内感染症が増加した可能性があったためCDCが調査を継続したところ、

✅ 2023年1月から3月にかけて、小児の頭蓋内感染症は2022-2023年の冬シーズンに症例数のピークがあり、呼吸器ウイルス感染症の流行の増加時期と重なっていた。


以下は、レポートの解説と管理人の感想です。

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