リハビリ

19歳の時に閉鎖病棟に入院して、20歳の誕生日を精神病院で迎えた統合失調症の私。
入院中は寝て食べての繰り返しでとても退屈だったのを覚えています。
やっと退院しても、親が心配するほど寝ていました。起こされると怒るので、親も見守るしかなかったと思います。
それが数ヶ月続いたのち、徐々に昼間起きられるようになったため、福祉の施設の見学にいったりしました。
最初私が利用したのは、市内の日中一時支援と市外の就労移行支援でした。
日中一時支援は日中の居場所として好きなときに好きな時間だけ通うことができます。
就労移行支援は、就労を目指して通うところで私が行っていた所は時給200円程で工賃が頂けました。
統合失調症の私にとっては、普通の人が当たり前にしている事が一旦できなくなったため、お出掛けするのもちょっとしたリハビリでした。

ここで退院したばかりの時のポイントを紹介します。
1.焦らない、無理しない
2.福祉施設(作業所や就労移行支援、日中一時支援や地域活動支援センターなどの福祉サービス)が近くにないか調べてもらう。社会とのつながりは大事です。行くために身だしなみを整える事からリハビリになります。
3.主治医の先生に相談しながら進めること

やはり家にこもっていると、悪い方に考えが行きがちになり将来を悲観したりして、入退院を繰り返す人もいます。
自分にできる事から一歩ずつ。
その一歩は必ず明るい未来に繋がっています🌸

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?