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2020-08-08 青銅婚式(入籍の思い出)

8月8日は結婚記念日です。
8年目は青銅婚式と呼ぶそうで、またの名をゴム婚式という。 ゴムのように多少のことではちぎれない弾力性がある夫婦生活を、との意味合いがあるそう。 ゴムを使ったアイテムや、電気器具などを贈る習慣がある。

そんなこととは露知らず、意図せず先月ゴムの木とダイソンを購入しいていた。 何か運命的なものを感じ、嬉しくなる。

また、8月8日は『世界猫の日』でもある。こちらも意図せず入籍日を選んだのだが、猫好きのため、数年後に知ったときはまたしても、運命的なものを感じた。

なぜこの日を入籍日に選んだのかと言えば、私の呼び名から、と答えるが、本当のところは少し違う。結果オーライだがやむを得ずなのだ。


6月に「友人が7月に入籍するらしい」という情報をキャッチした。その時、なにをとち狂ったのか、「先に入籍したら周りのみんなもビックリするぞ。そうだ!6月末の旦那の誕生日に入籍して、あっと言わせてやろう!」と思ったのだ。
当時は「しめしめ、こりゃいいアイデアだぜ…」と思い計画していたが、振り返ってみると、そんなことしても全くおもしろくもなんともない。友人夫婦にとっても不愉快なだけだ。本当にやらなくてよかったと今では思っている。

なぜ計画が頓挫したかといえば、両家の親がきちんとしていたからだ。 私たちは当時つきあって7年で、同棲していた。それぞれの親には会ったことがあるが、親同士はなかった。 「顔合わせもせずに入籍はちょっと…。」と難色を示され(そりゃそうだ)、同僚が両家顔合わせで利用した日本橋の料亭を教えてもらった。

当日、会食は和やかに進み、両家の父親に証人欄にサインをしてもらう。 旦那側から、まさかの重箱に入った結納金まで頂き、そんなのいいのに…と事前に話していた母親は「ちゃんとしてはるわぁ…」と感激していた。(その結納金は、数年後、新居での家電購入費にありがたく使わせて頂いた。)

こうして私たちは、ゾロ目じゃないと覚えられないと言う旦那の意見を考慮し、その近辺で一番覚えやすい日を選び、婚姻届けを提出した。

提出日にもひと悶着あった。
旦那がマッサージに行って待ち合わせに遅刻し、窓口に間に合わず大喧嘩した。写真くらい撮っておけばよかったな…とほんの少し後悔しているが、ほんの少しなのであまり気にしていない。


さて、今日は記念日なので、ピザ(M)3枚をテイクアウトしてもらい、サラダとニラ玉スープとハートランドビール。
うん、記念日っぽい。
二人でたらふく食べた。また太ってしまう。
丸々太って、弾力性の高い夫婦になってしまう。

まぁいいか。だって今年はゴム婚式だから。


おしまい。