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楽しい時間はなぜ急ぐ

2024年8月26日(月)はれ 33.9℃ (MCJ017)

九州から上京している友人タカコさんと六本木で会う。11時に待ち合わせてサントリー美術館の隣接している「カフェ 加賀麩不室屋」で早めのランチを食べた。

お麩づくしの「加賀麩とりどり膳」
食べ終わると美しい九谷焼の器の全容がわかるのも楽しい。

ランチの後はサントリー美術館の「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」展を鑑賞。刀剣や武具、茶道具、香道具、着物、詩歌の短冊や巻物、そして国宝「源氏物語絵巻」などバラエティに富んだ展示を楽しんだ。

特に印象に残ったのは振袖「水色麻地御所解 文帷子」。水色の地に白い模様があり、オレンジ色や紫色の菊や小花がところどころに刺繍されている。心惹かれるデザインだった。

もう一つは短冊色紙帖交帖「言葉の林」。詩歌を書いた色紙をひとまとめにしたもので、江戸時代に書かれたとは思えないほど鮮明だった。まとめたものを表す言葉には「森」を使うことが多いだろうが、「林」となっているのも面白いと思った。

その後、東京ミッドタウンをぶらぶらとひとめぐりして、1階の「ル・パン・コティディアン」でお茶をする。

タカコさんとは旅仲間であり、本好き、美術好き、バレエ好き、赤毛のアン好きと、好きなものが似ている。そして、なんといっても2人ともアナログ派。今日もアナログの魅力について大いに語り合い、楽しい時間はあっという間に過ぎていった。

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