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目指せサーソー!スコットランド最北端の街!「ヨーロッパの旅編」

昨夜から洗濯物とドライで大変だった。朝起きても乾かす。。旅で洗濯はつきものだ。ましてや天気が悪い日が続くとなると乾きにくいし乾燥機に頼るしかない。

乾かしている間に街をサイクリングしてYHに戻って朝食。昨夜の中華の残りとヌードルをミックスして出来上がり!それを食べて出発!

駅へ向かうとたくさんの人がWAITING ROOMでSKYE島(スカイ島)へのバスを待っていた。

僕くらいだった。。電車でThurso(サーソー)へ向かったているのは。。

みんなが進む方へ僕自身は前向きにならない。。

(こう日記に書いてあった。。この考え方は今も変わっていない)

きっとこの旅が大きく、さらに大きくしていくのだろう。

イバネスから北へ3時間電車に揺られている。。太陽はどこだ??
出てこい!!


あと数分で到着するところまで来ている。。

「うわ!太陽だ!!」晴れてきたかな。。

だんだんと景色が!僕が見たがっていたスコットランドの景色になってきた。。

何もない。。。


天と地

地平線だけの大地だ。アイスランドに似ているところがある。。。
羊さんたちもたくさん顔を出している。


「いハァ〜! やっと着いた!」やっぱり電車の長旅は疲れるね。。
アイスランドの移動はそんなに長旅でも疲労感は感じなかった。5、6時間でもあっという間だったような。でもとにかく驚いたのはのは、この駅に降りた時から牛や羊の農場の匂いがしてきた。。しかも駅にはインフォメーションがないではないか!!

地図は?? 出口にドカーンとあった!!

YH(ユースホステル)は? 何とか見つけた!デパール(自転車)と一緒にYHへ向かう!

早速チェックイン!ここのYHは4つベッドにテレビ、シャワー、キッチン、トイレと付いていて7ポンドと安い!!早速荷物を置いて街のインフォメーションへ。

何もない。。この街のマップは??

「えっ、1、35ポンド!」(当時約300円ほど)

そんなに大きいのはいらない!!何もないこの街のマップでこの大きさ必要ないじゃないか。。。

おまけでついているくらいの地図でいい。。

ない!!

なんじゃ、この街さん。。

初めてだ。。地図が無料でない街。。

バスステーションへ向かう。。

ない!

ダメだこりゃ。。

ってそんなうちにこの街は見回ってしまったようだ。

駅、インフォメーション、バスステーション!

10分も自転車で走ればまわれてしまうような街。。
気がついたら僕は海辺にいた。。

すごく好きだな景色だ。。
そして景色の向こうはアイスランドだ。。

なんか懐かしく思えた。。

そんな時に。。。

「げっ、僕のブーツが破けている。。」

お気に入りのブーツ捨てたくないし。。買うのもなんの。。
早速リペアーストアーのところへ。

この街に1軒というお店!親切に2、3分で靴を縫ってくれた。

「よし、また僕のブーツが蘇った!」

気がつけば夕食の時間。。
ここの下へレストラン、隣は中華インビス、目の前はフィッシュアンドチップス。

だが一目瞭然!フィッシュアンドチップスにすごい人だかり。。
中華は0人、レストランは2〜3人、フィッシュ&チップスは15人〜二十人くらいの列!!

何も迷わずフィッシュ&チップスへ。

どうして国によってこんなに食べ物が違うのだろうか。。

アイスランドでも魚は豊富でもフィッシュアンドチップスはない。

さて、ここのフィッシュアンドチップスの味は。。

「美味しい!!」

この街1軒のフィッシュアンドチップスだった。今日はやけにスコットランドの気分を味わう。。

最北端だからだろうか。。初めてスコットランドのお金のお釣りをもらった。。価値は同じだからイギリスポンドでも使える。スコットランドでも大体はイギリスポンドが多い感じだがこの田舎ならではだろう。。

だけどイギリスではスコットランドのお金は使えない。。矛盾している。

ここはスーパーに行ってもみんな愛想がいい。レジの男性が僕と目があった時に「こんにちは!!」僕も「こんにちは!」

ロンドンなんかではありえないような会話だ。。

そしてここの人はさらに

レジの男性:「今日は素晴らしい天気だよね〜!」

僕:「はい!!(いや〜、そうでもないと思うけども。。)

レジの男性:ピコピコ!(レジ)「1ポンド39ペンスになりま〜す!」

僕:「はい、どうぞ!」

レジの男性「。。のお釣りです!」

そして僕が荷物を入れるのを待っていて最後に。。

「さようなら!どうもありがとう!!」

っときたものだ。。

ここまで来ると気分がすごくいい。。

ロンドンなんて1言も交わさずに終わる時が多い。。
でもここは人々の良さっていうか、本当にいいものだなって思う。

だから自分自身も明るくなれるものだよ。
YHへ戻るとその部屋の四人が集まった。
2人はスコットランド人の親と娘、もう一人は旅人、彼もスコットランド人だろう。。とにかく何を話しているかわからない。。

英語か?スコットランド語か?

映画ブレイブハートを思い出した。あのアクセントだ!ここまで来てやっと出会えたあのアクセント!!

嬉しいのか悲しいのか何を話しているのか30%もわからない。。

これじゃ話にならないよね。。

きっと僕が明日向かうところは英語を話しているかわからない。。
僕は朝5時にデパール(自転車)と一緒に北の町Scrabsterへ行く。
そこからフェリーが出ていて島々へ出ている。

そこまでは2、5kmくらいって言ってたから自転車で行ってもいいだろう。
朝6時発の約2時間のフェリーで島へ行き22時発のフェリーでスコットランド東部に戻ってくる予定。

このフェリーは週に1便だけなので絶対に乗らなければ。。

そのフェリーは10時間かけてスコットランド東部に戻ってくるフェリー。
朝になれば着いているっていう感じだろうね!

ちょっくら楽しみ!!

それではまた!!



イギリス〜スコットランドの電車のドアノブは内側には付いていない。
窓を下ろして外から開ける感じだ。乗ってくる人がいたら外から開けてくれるけども乗る人がいなかったら慣れないと恐怖で焦る。。
しかも次の駅のアナウンスもないから。。。
(今はそんな電車じゃないかな。。)1999年当時

全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。