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たんじゅんたのし

単純だなと笑う

最近のお気に入りのドラマを見ると、前向きになれるのです。
[名建築で昼食を]というドラマです。
残念ながら先日最終回を迎え、終わってしまったのですが、すごくだいすきです。

一言で述べると、名建築で昼食をとるドラマです。
タイトル通りですね。
タイトルすごい。
もう少し説明すると、名建築とそこでの昼食と全体に溢れているおしゃれとセンスを楽しむドラマです。

ゆったりとした空気感の中、そこはかとないセンスに包まれます。
まるで自分にもおしゃれ能力が備わったかのようなパワーが滾ります。

そんな単純な私は、これで外にでれるのです。

カフェ巡り
本屋さん巡り
花屋さん巡り
小さな神社
かわいいお店

外の風や日の光が本当にきもちがよく
足取りが軽い
こころが軽い
私にも何か、あんな風に何か、出会え感じられるんじゃないか、と
わくわくで前に進むことができるのです。
出不精な私でさえも。

そう
私はどうしようもなく出不精なのです。

外にでるのはきもちがよいと、感じはします。
外にでないと、未知なる趣味にも人にも出会えない。
家のソファーでごろごろしていても、こころを揺さぶる人や趣味は湧いてでてこないでしょう。

夢中になれる趣味を探し、
人との出会いを求め、
土日は外にでて何かをしたいと思うのです。

がしかし!
惰眠を許されたベッドや
ぐうたら沼へと沈ませるソファー
冷蔵庫から呼ぶプリン(大)の甘い誘惑
メイクなんてめんどくさいだろと悪魔が囁く鏡

すべてがわたしを出不精王にさせる。

そんな私を外に連れ出すすごいドラマ、
というか
すごい単純な私だな、と
たのしくなります。

名建築で昼食を、みたいに
来週は名建築を捜してみようかな、と
おしゃれおしゃれしたオープニングソングを口ずさみ企みます。

こんな風に
私を動かしてくれてありがとう
単純な私ありがとう
と、笑うのです。

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