見出し画像

雑感〜就職活動に関して〜


みなさんこんにちは。久しぶりの更新となりました。

snoopyです。世間は就活シーズン真っ只中ですが、就活についての疑問を感じたので軽く書かせていただきます。


まずは「学生時代頑張ったこと(通称がくちか)を始め、学生の人間性を中心に選考を行うことの意義は何なのか?」


このような選考は、日系大手企業に多く見られます。外資系企業ではケース面接やフェルミ推定のような思考力を問う面接が多く、スタータップ企業では長期インターンシップからの採用や、ビジョンを重視した面接が多いと聞いたことがあります。


確かに、終身雇用が前提の日系企業であれば数十年間付き合っていく仲間を選ぶ上で、「人間性」が非常に重要な軸になる可能性はあります。しかし経団連の会長、トヨタの社長が終身雇用は守れないと、発言している現代において、その選考にはどのような意味があるのでしょうか。

僕自身は、このような選考方法は時代とマッチしていないのではないかと思います。

まず事実として、東大生の進路で昔から人気だった外資系企業に加え、最近はスタートアップ企業の人気が高まっています。

ここからは僕の仮説ですが
「将来的に個人の能力が重要になる中で、人間性を重視する日系企業では、正当に能力を評価されないと感じる人が多いのではないか」
と考えています。もちろん大企業だからこそできることも、多くあります。しかし、終身雇用、年功序列が色濃く残っている日系大手企業では、年下が年上の人よりも高い役職につくことは未だに珍しいことです。

将来を考える上で必要な要素として、予測不可能、非連続、不確実性などのキーワードがあります。これは、破壊的イノベーション(ex.Uberによってタクシー業界に大打撃)の発生によって、従来の業界構造が大きく変化する。また、技術革新(狭義のイノベーション)などの多発によって、将来の社会について予測することが非常に難しいことなどを指します。

このような状況の中で、年功序列が色濃く残る会社で働くことは、将来的にリスク(現在は思いもしない)になることは間違いありません。

そのためにも、企業は採用の際に学生の能力(思考力や研究の専門性)に目を向けてみる必要があるのではないかと思いました。

僕はいわゆる就活をやったことがないし、まだ社会人ではないので、このnoteに対する意見があれば是非コメント頂きたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?