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白石一文「永遠のとなり」

昔、残業が月に200時間を越えていたことがあって、その時に左目が自分の意思に反して不規則に動くという奇病「上斜筋ミオキミア」に罹ったことがあったのを思い出した。今思えば鬱の一歩手前だったのかなぁと、本作の頁を通勤電車で捲りながら背中がヒヤリとした。

「プライドが高すぎ、小さなことで傷付きやすい、細かなことを気にし過ぎる」、っていう鬱病罹患者の特徴はさしずめ自分にも当てはまるのでは?と考え、案外、普通と異常の境目なんて曖昧だなとも思う


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