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プレゼンその4、あと、まさかのサフォークラム

まさか滋賀で食べられるとは。でも、火力が強すぎてモヤシが炭になるのがちょっと。

さて、臨床検査技師って知っていますか? 知りませんよね。医療系以外で知っている人に会ったことは、ほぼありません。酷いのになると、知り合って5年になるのに看護師って誤解されたまま、まあもう縁切ったからいいんですけど。もっとも、私自身いちいち説明するのがめんどくさくて、行きずりで出会った人には「看護師なの」って言ってましたね。
とはいえ皆さんに大嘘ついてもしょうがないのでちょっと説明しますと、「検査」と聞いて普通の人が想像するものは、殆ど私達臨床検査技師がやっています。やっていないのはレントゲン、これは診療放射線技師です。胃カメラ、これは消化器内科のドクターですね。それ以外、コロナやインフルの検査、お腹のエコー、心電図、脳波もそうです、がん検診や血液検査は、採取そのものは医師や看護師がやっている事が多いですが、採った血液や臓器を検査しているのは検査技師です。
職場はこんな感じ、写真の左側がCBCと言われる白血球数や貧血などの検査をする機械、右側が生化学検査の機械です。栄養学でやった人もいるでしょうが、血糖値、カリウムやナトリウムなどの電解質、コレステロール、γGPTなどの項目を調べられます。こっち側は安全キャビネット、COVID-19、インフル。妊娠反応、溶連菌なんかの、主に感染症の検査をする場所です。
これは顕微鏡、主に尿の検査をします。血液像っていって、血液細胞もこれで見ますね。これは輸血検査。血液型の検査も私たちがやりますが、あれはミスるとかなりクリティカルに人命持ってかれるんで、大体輸血部っていう独立セクションがあって、認定輸血検査技師っていうさらに上の認定資格を取った人がやっている事が多いですね。
学生時代に話を戻すと、この学校は最終的には国家試験に合格して医療技術者になるのを目的としています。なので授業は鬼のようにキツかったです。3年で110単位取らなくてはいけない上に、そのうち教養って12単位6個だけ、ドイツ語と英語と体育を抜いたら3科目だけ。残り100単位は全部専門科目です。1つでも落としたら容赦なく留年です。月曜から金曜まで毎日1、2限は教室で座学、午後は全部実習です。3年になったら病院実習と卒論と就活と国家試験の勉強を平行します。なお、私は残りの学費のためにバイトしまくっていたため、しっかり留年しました。だって教科書代だけで最初に「18万」って言われるんですよ。30万で済むんじゃなかったのかよ!って。親はもう逆さに振っても金なんか出ないし、奨学金の初回支給は間に合わないし、どうやって工面したかはちょっと思い出したくもないですね。「分割になりませんか」って教授に訴えに行ったら、それは無理だけど、って、試供品の教科書を数冊もらって少し値引きしてもらった気がします。緩い時代でよかった。
とはいえ、なんやかんやでサークル入ったり、それなりに遊んではいました。一応大学時代使っていたスーパーも書いておきます。ディナーベルとビッグハウスです。ディナーベルは売場面積150坪タイプの24時間形態、コンビニの床面積は50~60坪ですから、それよりは広い、でも一般的なスーパーの床面積は1000坪オーバーですから、昔あちこちにあった「〇〇スーパー」というものに近いですね、ディナーベルの経営は株式会社東光ストアで、東光ストアはアークスグループの1つで、アークスグループはCGCグループに加盟しています、これは全国のスーパーが加盟している共同仕入れ機構で、去年の春売上高が5兆円を超えましたね。滋賀だとスターが加盟してます。札幌のスーパーについてはまた後でちょっと語らせてもらいます。

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