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consciousとanconscious

父親と息子が交通事故に遭った。父親の方は即死。息子の方は意識不明の重体で救急病院へと運ばれた。運び込まれてきた少年を見た外科医は「この子は私の息子です!」と叫んだ。

有名な質問ですが、これをある授業で教授が4人の男子学生に「どういうことだと思う?」と問いかけました。しかし、何と誰一人として「外科医が女医=母親だった」という結論にたどりつかなかったのです。昭和の話じゃありません、昨日の話です。
(ちなみに、私の周りの女子学生はみんな「女医じゃん。なんでわかんないの?」って感じで醒めた目で見ていました)

ところが、するっと出てきた解答の中に「性同一性障害だった」というものがありました。それはそれで思考としては硬直していない。のてりあす世代だと「義理の親子?」くらいしか思いつかない可能性もあるので、それに比べればずっとマシ。
でも、なんか今日びの子って、「多様性の尊重」は指導されているけど、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)についてはあまりきっちり教えられてないのかな? 

そして自分が一部男子から距離をおかれることがあるのは、そのへんのせいなのだろうかと思ったり。女子は(陰でなんか言ってるかもしれないけれど)表面上困る素振りは絶対見せません、おとな。1回生は、そもそも私の方が先輩なので「目上」が「すっごく目上」でもまあなんとかなるようです。でも、「女性」で「同期/後輩」なのに「えらく年上」だと、もう無意識に封じ込めるのは不可能でオーバーフローするみたいですね(当然ながら拒絶の激しさは 2回生<3回生)
割り切って、使えるもんはオバさんでも使えよ、と思うんですけど難しいのかなあ(もちろん、それができる要領のいい子も少なくないです)

お口直しにシレトコドーナツのかぼちゃドーナツ。

ハロウィン終わっちゃったけど



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