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冬筍餅とブーダンノワール、あと酒試し

2月の誕生日その2。
「お母さん、今日の晩ごはんどこ?」
「とあるフレンチ」
「えー、マジー??」
好きなものは野菜と果物、一番の好物はキュウリに味噌マヨネーズ、な息子
は不満そうだけど、おうちご飯をリクエストした息子と違い娘は外のごちそうがいいと言うので外食。
晩がこってりしているので、昼はオヤツ程度にしておいた。

台湾土産の冬筍餅。本当に筍パウダーが入っているが、風味がするわけでもない。でもこの、砂糖味でも塩味でもなくて噛めば噛むほど甘い素材味はクセになる。止まらないヤバい。

鴨のブーダン(血)に上は生ハム。豚のブーダンよりはクセがなくて付け合わせがパンデピス(スパイスみっちりのパン)なので後味は甘くて複雑。

ところで娘は20歳。根が真面目で「20歳になるまで一滴たりとも酒は飲まない」と誓っていた彼女の初アルコールは乾杯のシャンパン。
「辛い!」そういや君は炭酸苦手だっけ。
じゃあお父さんの赤ワインを少しもらう?
「渋い……」
家に帰ってショットグラスに薄ーい水割りを作ってあげたけど、
「、、、、、」その昔離乳食にピーマン食べさせた時と同じ顔……
ならこれだ!ホットミルクにラム酒多め!
「あ、これは飲める」
何もそこまでして酒にこだわらなくても。
「自分の飲酒量の限界は知っておきたいのー」
偉い心がけだけど、ワイン3杯で酔い潰れた夫はベッドで死んでいる。そして娘は相当父親似。甘いカクテル数杯、くらいでやめとくのがいいかと。

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