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あかまきとあくまき、あとミニげたんは

九州お菓子編その2。
上の写真が赤巻、あんこを巻いたロールケーキ生地の外側に、さらに求肥を巻いたもの。味は見た目通りだけど、外がもっちりしているので食べ応えがある。

で、今回のラスボス、あくまき。灰汁に漬けたもち米を竹の皮で包み更に灰汁で煮る。

意外と賞味期限が短い

中身。プルプルもちもち、は、いいんだが……灰汁の風味?が後味に残る。ちょっとケミカルな感じ。付属の黒糖きなこでマスキングすると大分気にならなくはなるけど、元々味がないので要は砂糖きなこ味。ネットでは様々な食べ方が提示されているので、工夫の余地はありそう。

かるかんに次ぐ、いやそれ以上かもしれない個人的ヒット、ミニげたんは。
黒糖入りの生地を焼き上げてさらに黒糖シロップを塗るそうな。

本当はもっと長い棒状だけど、この小ささがいい。口に入れるとすぐほろほろと崩れて、表面に染みたシロップがじゃりじゃり、中はしっとり、でもって黒糖の香りが口いっぱいに広がる。結構な甘さではあり(つまり、一度にひとかけで満足)保存のために冷凍庫に入れてあるのだが、これがもうひんやりしゃりしゃりしっとり甘く、食後になにか欲しい時、気軽につまんでしまう危険なお菓子になっている。ああ、もう一回買いたい。幸か不幸か大学で仲のいい友人が鹿児島出身で、「お金出すから買ってきて!」と頼めば滋賀でげたんはライフが送れる。でも多分確実に太る。どうしよう。
ここまであれこれ食べてきて、九州のお菓子は、たぶん故郷の味より自分の口に合っている。おそらく理由は私の甘味の好みが、あんこ<<黒糖なせいだろう。老後はあったかいところに住みたいねえ、が私たち夫婦の口癖なのだが、血糖値的には北海道住まいの方がよさそうだ。

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