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プレゼンその3~高校卒業から大学入学まで

さて、色々あって大学に入りました。入ったっていってもちょっとあってね、私が大学受験の頃って90年代半ば、不況の真っ最中です。食いっぱぐれないように医療系に行こうっていうのは決めてたんですよ。で、札幌医科大学の保健学科に合格したんですが、あの当時で国公立大の初年度納入金が60万、公立医科大学はなんか設備費とかいうのが足されて70万必要だったんですよ。
ところが、親にさっくり「金ないわ」言われてですね、ちょっとさすがにね、なので「70万無理なのはまあしょうがない、けど30万位はさすがにどうにかならないのか」と掛け合いましてね、何とかしていただきました。後から「お前のためにカードローン組んだ」と結構恩着せがましく言われましたけど、それ以外は全部自分で出したんで、その位しろよ親!って感じですが、ないものはそりゃ責め立ててもどうしようもない、って、既に結構親のダメっぷりは際立ってたんでもう諦めてましたね。
話を戻して、30万で行けた学校ってのは滑り止めのここです。長いですよね。履歴書書く度にめんどくさくて嫌になります。なのでこの大学に来て、立命館大学食マネジメント学部って長いよね、って言われてたりしますが全然短いです。カタカナ入ってるし。
この学校はね、もともとは看護学校でした。大学に医学部がありますね。医学部があれば、医者の卵の実習のために附属病院が必要で、附属病院を作れば、そこで働く医者以外のスタッフが医者より多く必要なわけです。なので、附属病院で働く看護師を養成するための学校を作りました。それが今から70年くらい前です。で、40年くらい前に短期大学になりました。短大と言っても、いわゆる短期大学と違って医療技術短期大学は3年制です。
あ、すいません、そもそもこの学部がなんなんだ、という疑問があると思います。衛生技術ってなんのこっちゃ、って感じですよね。今は検査技術科学専攻と言われているらしいです。つまり検査技術を学んで臨床検査技師を養成する学科です。ちなみに私が入った頃は国立ではあっても4年制大学じゃなかったので、センター試験はいらなかったです。個別の記述学力試験のみ。それはそれで、理科と数学の記述試験があったのでキツかったですけど、今は北大の医学部の保健学科になっちゃったので、ちゃんと共通テストを受けて、二次試験に数Ⅲとかがありますし、今じゃもう絶対合格しないですね。

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