ルワンダ留学中に1ヶ月のケニア滞在を決めた理由
こんにちは!2022年10月からルワンダの大学に留学しているももこです。
今回は、ルワンダの大学の授業を取らずに、ケニアで1ヶ月間ボランティアをすることにした経緯を記録しておこうと思います!
これまでの留学期間で
アフリカ各地から集まる生徒たちと
授業を通して
そして日常を共にすることを通して
平和構築や紛争について学んで来ました。
何よりも感じたのは、アフリカの人達にとって
紛争は日々の暮らしと切っても切り離せない近い距離にあるということ。
母国で紛争が起きたために難民として
ルワンダで生活している友達や
ルワンダ虐殺の2次トラウマに苦しむ友人、
元紛争地域で開発から取り残されている地域に暮らしている友人などが身近にいます。
日本に居た時は概念的にしか理解していなかった「紛争」が、目の前にある問題として自分の中での捉え方が変化していきました。
そして、ルワンダ虐殺から30年が経とうとしている今でも、トラウマや住民関係の歪み、抑圧的な政治体制など
根強い問題が残っているルワンダで生活して、紛争が集結したとしても残り続ける紛争の負の影響の強さを学びました。
そして、ブルンジ・タンザニア・ケニア・ウガンダ・コンゴ民主共和国などを旅行し
沢山の「アフリカの顔」を見て
紛争によって こんなに素敵な場所と人の
魅力と可能性が活かされないということに
とても歯がゆさを感じました。
だから私は、紛争を予防することで
紛争によって苦しむ人たちを減らすことに
貢献したい。
そして皆が平等とはならないにしても
一人一人が安心して、自分の可能性を信じて、
自分の道を切り開いていくことができたら。
そういう訳で、自分のなかで「予防」が
将来を考えるひとつのキーワードになりました
そして、もうひとつ。
5月にケニアに行った時に訪問した
「シロアムの園」という障がい児施設があります
施設内での子どもたちへの
リハビリ・デイケアだけではなくて、
その家族(偏見などによりほとんどが母子家庭)の自立支援や、コミュニティでの啓発活動にも取り組んでおられます。
そこで思ったのは、
根本的な問題に取り組むためには
社会的弱者を支えるだけでなくて
それを取り巻く周りの環境とともに進んでいく必要があるということ。
コミュニティ内での偏見があり
障がいのある子どもを家に閉じ込めて周りから見えないようにしたり
父親が出ていってしまったり
家族への偏見や差別でストレスがかかってしまいそれが子どもへの愛情不足やネグレクトに繋がったり。
社会的弱者を支援したとしても
その周りの環境が変わらなければ
根本的な問題には向かい合えないし
また同じような境遇の人が出てきてしまう。
ここでの経験を通して
「コミュニティベース」の活動の
必要性と意義を学びました。
そしてルワンダに帰って
インターネットで色々と調べる中で
「ケニアの未来」というNGOを見つけました。
コミュニティベースで早期妊娠や性虐待の予防に取り組んでいる団体です。
「コミュニティベースの活動」
そして
「不安定要因の予防」
私の中でたまにある
「これだ〜!!!」
という直感で、すぐに問い合わせをして
日程調整しインタビューをさせてもらいました
そして自分の目で見ないと気が済まない私は
当たって砕けろ精神で
「ボランティアさせて貰えませんか?」
とインタビューの最後にお願いしてみました。
すると意外にもすんなりと
快諾してくださいました😽
そんなこんなで今ケニアに来て
1週間ほどが経ちました。
(気分屋なので投稿したいと思ってから文章を書くまでいつも1週間くらいかかります)
またケニアでの活動の中で感じたことなどを共有したいと思います〜!