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「一人っ子は、親の影響を多く受ける。また、末っ子と違い、きょうだいがいないため、人間関係が不得手な人が多い」

常に親の愛と注目を独占して育つ

一人っ子には競争相手がいないので、常に親の愛と注目を独り占めして育つため、甘やかされ、わがままで自己中心的な子供になる傾向があると言われています。

「自分は常に注目を浴びて当然だ」「手を差し伸べられるのが当たり前で、援助してくれない人は敵である」と考えてしまうそうです。

周りにいる一人っ子はどんな人?

私の友達や同僚、親戚などを改めて見てみると、一人っ子はとても少ないことが分かりました。

なぜ少ないかはよく分かりません。
一人っ子自体が少なかったこともあるでしょう。
ただの偶然かもしれませんし、特に友人については、きょうだいがいる人の方が、お互いの気持ちが理解できるから気が合ったのかもしれません。

自己中で理解してくれない人は敵認定

数少ない一人っ子の知り合いを分析してみました。

やはり、協調性には欠けるところがあることが分かります。
自分に都合よく物事を解釈し、その解釈を理解してくれない人は、自分にとって敵であると認定しがちです。

全てが自分の思い通りになるはずもないので、負の感情をため込むことになります。

そして、時にその感情を相手に対して爆発させるのです。

人間関係が苦手になる

一人っ子は、周囲には常に大人ばかりなので、自分のことを無力で劣った存在だと思いがちで、その結果、自己効力感が低く依存的になりがちになると言われています

また、年長者との対人関係のみうまくなり、同年代の子供との人間関係が苦手になる傾向もあるそうです。

親子関係が大きな影響を与える

一人っ子は、親との関係が濃密になるために、親の影響を強く受けがちです。

親のライフスタイル(=性格)によって、子供のライフスタイル(=性格)が決まることも少なくないでしょう。

現在の日本は、少子化が進んでいますので、私が子供の頃より一人っ子が多くなっています。

なので、一人っ子の場合、親が子供にどのように関わって子育てをするかが、極めて重要になると思います。

人と関わる機会を増やし世界を広くする

だったら、きょうだいを増やせがいいではないか、と思う方もいると思いますが、事はそんなに単純ではありません。

経済的な問題、長時間労働などが原因で、きょうだいを増やすのが、そう簡単ではないというのが現実問題として存在しています。

そんな世の中が直ぐに変わるとも思えませんので、親は今できることをやることが、子供の将来にとって欠かせない事なのです。

何をしたらよいかは、様々なサポートやアドバイスをしてくれる団体がありますので、自分で調べてみるといいと思いますよ。

社会の一員として、人間関係が構築できる大人になるために行動することが大切ですね。

子供が独力で生活する力を得るまでが、親の責務だと私は考えています。


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