見出し画像

「不眠症の人は言う。『夜、眠ることができれば何だってできるのに!』不眠症は挑戦を避ける、最高の免罪符なのだ」

「不眠症」さえも劣等コンプレックス

「AがあるからBできない」。

劣等コンプレックスを持つ人は、このAやBに無限のバリエーションを生み出します。

本人は苦しんでいるはずの「不眠症」もそのひとつです。

私たちは、そこに人間の持つ創造性を見て取ることがことができます。
しかし、その創造性は人生に無益で、非建設的な側面で発揮されています。

心因性の不眠症

あらゆる不眠症が、アドラーの指摘するような心因性である、とは限りません。

脳の機能障害や薬の副作用などが原因で、心因性に当てはまらないこともあります。

しかし、原因不明の不眠症は心因性である場合が多く、症状に苦しむ患者さんの中には「失敗をする苦しみに比べれば、不眠症で苦しむ方がはるかにマシだ」という判断が、無意識のうちに下されている可能性があるのです。

睡眠は最優先事項

私も不眠症持ちなので、眠れないことの苦しさはとてもよく分かります。

睡眠不足だと、間違いなく自分のポテンシャルは下がります。

朝起きるのも辛くなり、仕事での集中力も低下して、また眠れない夜が来るのかと思うと、ベッドに入るのが怖くなります。

なので、何はさておき、適切な睡眠時間の確保は、充実した日々を送るための最重要事項だと思います。

我慢しない

不眠症は立派な病気だと私は思います。

心因性だから心の持ち方でどうにでもなる、と思う方もいるかもしれませんが、そう簡単なことではありません。

なので、眠れないことが連続するようなら、我慢せずに医療機関への受診をお勧めします。

睡眠サプリなども販売されていますが、やはり、医師にしっかり診断してもらい、適切な治療を受けた方がいいですね。

しっかり眠る

必要であれば、薬の力も借りて1日最低6時間以上は睡眠を取ることをお勧めします。

医師としっかり相談して、睡眠コントロールをしっかりできれば、朝もすっきり起床することができるようになります。

私も、今は睡眠コントロールができていて、朝は6時前には起きて「FP2級」の資格取得に向けて勉強する朝活に勤しんでいます。

劣等コンプレックスからも抜け出せる

しっかり睡眠コントロールできていれば、不眠症を理由にした「AがあるからBできない」という、劣等コンプレックスからは抜け出せます。

眠る時間も惜しいという方もいるかもしれませんが、睡眠は自分の持つパフォーマンスを発揮する基本です。

しっかり眠るという、生活習慣を身につけましょう。

不眠症の苦しみを無意識に創っている場合があることに気づこう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?