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「ガミガミと𠮟られ続けた者が暗い性格になるとは限らない。親の考えを受け入れるか、親を反面教師にするかは、『自分の意識』で決めるのだから」

原因により性格が自動的に決まる訳ではない

原因として考えられるのは、出生順位、器官劣等性、家族構成や家族間の人間関係、家族の雰囲気、親からの期待などがあげられますが、あくまでもそれらは影響要因でしかないのです。

最終的には本人が「目的論」的にライフスタイルを選び取り、自分の意志で決定させていきます。

自分の性格は自分が決めている

親の影響は受けるでしょうが、あなたはこのような性格になりなさい、と自分の性格を親に決められた人はいないということになります。

そう言われると、私も自分の性格は自分で決めたと振り返ることができます。
内向的でネガティブ思考でも、何も良いことはないことに気付き、徐々に自分の意志を言葉にできるようになり、社交的でポジティブ思考に変わっていきました。

影響要因は建物を建てる材料でしかない

最初に紹介した様々な影響要因は、建物を建てるときに材料として使う木材や釘でしかないということです。

その材料を使って、北欧風のお洒落な家を建てるのか、鉄筋コンクリートの堅牢なビルを建てるのかは、本人の意思に委ねられることになります。

自分の家を親の言う通りに建てる人はいませんよね。

人はいつでもライフスタイル(=性格)を変えることができる

「自分はネガティブ思考なんで」と言って、できない言い訳にする人と接することがあります。
でも、ネガティブ思考であることを選んだのは「自分」なんです。

なので、今直ぐポジティブ思考に変えると「自分」で決めることもできるということです。

変えると決めたら、どうやったら変えられるか考えて、実行していけばいいんです。もちろん自分の責任で。

自己決定性ってとても大切な考え方だと思いませんか?


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