見出し画像

「交友や愛の課題における失敗から逃げるために、必要以上に仕事に熱中する人がいる。そういう人は週末の休日も恐れるのだ」

ワーカホリックは仕事を愛している人か?

俗に言う仕事人間という人は、休みも取らず、毎日深夜まで働いているという、仕事こそ我が人生という人のことを言うと思います。

もちろん、そういう人もいるでしょう。
しかし、交友の課題や愛の課題から逃げ出すために、仕事に熱中している人も多くいると言われています。

家事や育児は妻に任せきりで自分は仕事に集中

「誰の稼ぎのおかげで飯を食えていると思っているんだ!」

今時、こんなセリフを吐く男性は絶滅危惧種だと信じたいですが、未だに家事や育児は奥さん任せという人がいるのも事実ですよね。

愛の課題にきちんと向き合えている人は、どんなに仕事が大変でも、自分の妻や子供のために、自分ができることは何か、どうしたらできるのかを考え、実行しているのです。

愛の課題に向き合えないから帰りが遅い

私は一度結婚に失敗しています。

離婚前は家にいるのがイヤでした。
家に元妻と一緒にいることが苦痛で、ストレッサーになっていました。
仕事が終わっても、わざと寄り道して帰宅時間を遅らせていました。
家にいる時も、当時喫煙者だったので、タバコを吸うことを理由に、リビングから別の部屋に移動し、しばらく戻らないという行動を取っていました。

そう、私は愛の課題から逃げていたのです。

仕事が忙しいことを理由に課題に直面することを避けている

「結婚したいけれど仕事が忙しくてできない」という人は、アドラー心理学的に見れば、本当は結婚したくないのです。

結婚に失敗し、人生に敗北したことが露見するのを恐れるあまり、課題に直面することを避けているのです。

「仕事が忙しくて友達ができない」というのも同様です。

友達づきあいがうまくできない、という敗北が露見するのを避けるために、必死に仕事をして友達を作らないように努力をしているのです。

敗北と思うかどうかは自分次第

結婚に失敗すること、友達づきあいがうまくできないことが人生の敗北なのでしょうか?

私は、敗北と思うかどうかは自分次第だと思います。

もし敗北だとしたら、私は人生に失敗した人ということなります。
なので私は結婚の失敗は、人生の敗北ではないと自分で決めました。
もっと幸せになるために一度結婚に失敗したと思っています。

実際、今はとても幸せな結婚生活を送っています。

言い訳をせずに前向きに生きる

言い訳して、他の人のせいにするのは簡単だし楽です。

命や健康の危険を感じたら直ぐに逃げた方がいいと思いますが、それ以外は言い訳や他責を止めて、自己決定性を重視して前向きに生きることが、自分の成長になるし充実した幸せな人生を送れると思っています。

時に自分のこれまでの人生の棚卸しをして、それ以外は前を向いて成長を止めずに生きていく、私にとってはそれが幸せな人生です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?