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40代、人生折り返しのライフチェンジ!まだまだやれる!!


あの空の青さ あの海の青さ
船の音で目が覚める日々 息をするのがこんなにも清々しいことを

私は当たり前だと思って育ってきた

人混みをかぎ分けて電車に乗って生活することがこんなにも苦しいことを
知らなかった

隣に住んでいる人の顔も名前も何をしているのかも知らないのが当たり前の
世界があること

すれ違う車もすれ違う人もみんな知っている
何かすればあっという間に広がる噂話。良い話はほどほどに、悪い話は瞬足で。

そんな世界が あの頃は 苦しくて苦しくて飛び出した。
20代30代そして40代を故郷からは離れた場所で過ごし、星の見えない空を見上げ海に繋がっているとは到底思えない川を眺め、ふるさとを恋しく思う

年を重ねる度に、苦しい時、寂しい時、失敗した時、人生の転機にはなぜか生まれ育った景色が 思い浮かぶ

「年をとったせいか?自然の中で過ごすのが落ち着くようになる」

ネガティブな気持ちもありのままの自分だと受け止めれるようになったこの頃では、落ち着く材料も、海の景色やハワイアンミュージック、木の香り懐かしさを感じるものは、どれも生まれた故郷を思い出させるもの

せっかちな自分が「焦ってもしょうがない」と思えるようになったのはここ最近のバタバタがあったせいもある。
落ち着いて一つ一つこなす方が実は近道に近づいていくこと。

年をとり経験を重ねると体は女性ホルモンの急激な低下が起こって色々とガタガタになりやすくなる。が、ネガティブになる時もあれど、基本的に心は強く図太くなっているようだ。

人より、転職しているだけ色んな人と出会い、色んな人の考えに触れると自分の見ている世界は本当にちっぽけな世界だったと気付かされる。
そんな世界から「普通は・・」と言えることなんて本当はないのかもしれない。
それぞれの普通は、それぞれ違う。

違うからこそ、面白い。
そう、思えるようにもなった。
全くおりが合わない人もいる。それもしょうがないと思える。
無理に合わせていく必要もない。


人生100年時代。ようやく折り返しが見えたとこだろうか。これから続く道のりをどう歩いていくかは、オトナになった私たちは自分で選べるようになった。

これから新しいことを始めてみようか。
それとも昔好きだった音を奏でることを始めてみようか。

何かを始めることに早いも遅いもない。

子どもたちが就学するのを機に私も新しく仕事を始める。
子どもを授かってから私と別人格を育てる生活は不器用な私には正直、辛く投げ出したいことの方が多かった。
だからこそ、今まで頑張ってきた自分をたくさん褒め抱きしめたい。

夜明け前はくらい。だけど、前を向いてさえいればきっと明るい朝が来る。そんなことを知れた1年だったように思う。

コロナウイルスが流行してから、そして、発達障害のある子どもについて発信を始めたことをきっかけに家族と疎遠になってしまった。

それでも、きっと分かり合える時がくると信じている。
その時は、ふるさとのあの青さを子どもたちにも見せたい。


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