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ドトールにおいしいコーヒーの淹れ方を教えてもらいました

こんにちは。

わたしが住んでいる自治体の広報誌にドトールさんがコーヒーの出張講座を開くという記事があったので申し込んでみました。
自治体が主催するということで、今時めずらしくハガキでの申し込みでした。
書き損じ年賀ハガキの使い道がなかったので、有効に活用できてよかったです。

小さな記事で、申し込みもハガキのみと、アナログなので参加する方は少ないだろうと思っていましたが、20名の募集で当日は満席でした。

地域の広報誌の集客力をみくびっていました。
参加者の年齢も様々で、下は小学生から参加していました。
こうした形で人を集められたら面白いなと思いました。

講座は、はじめに会場のコンセプトである環境について簡単な説明があり、SDGsについて学びました。

続いて、ドトールさんの講座です。

コーヒーの基礎知識

コーヒーは世界約60数ヵ国で生産されています。
コーヒーの栽培には、
・水はけのいい土壌
・平均した気温(20℃くらい)
・1200mm〜3000mm程度の降水量
が適しているといわれています。

この条件を満たす地域が赤道をはさんで、南北緯25度の一帯に多いことから、この地域をコーヒーベルトと呼んでいます。

代表的なコーヒーの生産国

エチオピア  ・・・コーヒー発祥の国。モカの生産国として有名。
タンザニア  ・・・キリマンジェロの生産国として有名。
インドネシア ・・・独特の風味の強いマンデリンで有名。
ジャマイカ  ・・・生産量が少なくて価値の高いブルーマウンテンで有名。
コロンビア  ・・・世界第3位のコーヒー生産国。
ブラジル   ・・・世界最大のコーヒー生産国。
ハワイ島   ・・・お土産として人気のあるコナコーヒーで有名。

コーヒー生産国ランキング

1位 ブラジル
2位 ベトナム
3位 コロンビア

やはり、ブラジル、コロンビアですね。
ベトナムは栽培しやすいロブスタ種のコーヒーが特徴です。
苦味が強いので、よく砂糖やミルクをたっぷりいれて飲まれています。

コーヒー消費国ランキング

1位 ルクセンブルク
2位 フィンランド
3位 デンマーク

北欧はコーヒーをよく飲む国として知られています。
最近は北欧のコーヒーをコンセプトにした人気のあるカフェが増えてきましたね。
ノルウェー発祥のフグレンさんはとてもおすすめです。
エアロプレスのコーヒーを飲むことができます。

コーヒーの栽培

コーヒーはコーヒーノキからできます。
発芽から2〜3年でジャスミンに似た香りの白い花を咲かせます。

花が枯れるとそこに緑色の実がなり、その後真っ赤に完熟していきます。
この実がさくらんぼによく似ていることから、コーヒーチェリーと呼ばれています。

コーヒーの収穫方法

収穫の方法は主に3通りです。

手摘みで収穫する。
人の手によって完熟した実だけを一粒づつ摘み取る。(ドトール農園ではこの方法で収穫しているそうです。)
② 地面(布)にしごき落としたあとに掃き集めてから、ふるいにかけて土や小石を取り除く。
③ 機械による収穫する。(主に平坦な栽培地で行う。)

コーヒーの精選

収穫したコーヒーの実からコーヒー豆を取り出します。
栽培地域の特性に合わせて、いくつかの方法が取られます。

ナチュラル(乾燥式・非水洗式)
いわゆる天日干しです。コーヒーの果実の味が残りやすく、複雑な特徴のある味になります。

ウォッシュド(水洗式)
果肉除去後、発酵槽につけて、乾燥させ、脱穀します。
すっきりとした、クリアな味わいになります。

他にも、パルプトナチュラルや、ハニープロセス、アナエロビックファーメンテーションというものなど地域の特性に合わせて、様々な精選方法が工夫されています。

コーヒーの選別

脱穀を終えたコーヒー豆は、選別機を使い、「大きさ」や「重さ」などの基準によって、いくつかのグレードに分けられます。
グレードの付け方は地域によって異なります。
また、人の手による選別(欠点豆の除去)も行われます。

よく目にするコーヒーの産地、タンザニアやケニア、コロンビアなどは豆の大きさによってグレードが決まります。
大きい豆のグレードが高くなります。

コーヒーの焙煎

生豆に熱を加えることで、「苦味」や「コク」、「香ばしさ」を引き出していく工程を焙煎といいます。

焙煎方法には、熱風式焙煎直火式焙煎があります。

熱風式は加熱した空気を送り込み、高温の風を穴のないドラム内部に流し続けることで、生豆を焙煎する方法です。
火が当たらないので、ブレンドなどをした時に、均一な焙煎をすることができます。

直火式は、小さな穴が複数あいた円筒を横にした形のドラムに豆を入れ、バーナーの炎を直接当てて焙煎する方法です。
より香ばしく、味に深みが出ますが、手間がかかります。

コーヒーの生豆は熱を加えると時間とともに成分が変化し、水分が減少します。
8つの段階に分かれ、それぞれに名前がついています。

焙煎の浅い順から、
ライトロースト→シナモンロースト→ミディアムロースト→ハイロースト→
シティロースト→フルシティロースト→フレンチロースト→イタリアンロースト
となっていきます。
焙煎が浅いと、酸味・香りが強くなり、焙煎が深くなると、苦味・コクが強くなっていきます。

おいしいコーヒーを淹れるポイント(ドトール式)

① 新鮮なコーヒー豆・粉を使用
② 器具に合わせた粗さ・粉量
③ 浄水を使用
④ 93℃のお湯で抽出
⑤ 抽出前の「蒸らし」が重要

コーヒー抽出レシピ(ハリオ)

① ペーパーフィルターをお湯ですすぐ
② 粉を投入・・・24g
③ 蒸らし・・・15秒〜30秒
④ 抽出・・・約100ccを3回に分けて回し注ぎ入れる
⑤ 規定量抽出できたらドリッパーを外す
⑥ 攪拌・・・抽出したコーヒーを攪拌し味を均一にする

ハリオのドリッパーは安いのでおすすめです。
カフェでも使っているところが多いです。
素材にこだわると色々あります。
陶器のものはかっこいいし、熱も冷めにくくておすすめです。
フィルターはみさらしとホワイトがあり、ホワイトが若干高くなります。
みさらしだと紙の匂いがつくという人もいますが、粉を入れる前に、お湯でフィルターを湯煎すれば気になりません。

お得情報

ドトールさんは毎月、最終金曜日・土曜日は”お客様感謝デー”を実施しているそうです。
わたしは知りませんでした。
家庭用のコーヒー関連商品が10%OFFで買えるそうです。

今回は、ドトール式のおいしいコーヒーの淹れ方を紹介しました。
コーヒーの淹れ方は色々な方法がありますので、自分の好きな方法が見つかるといいですね。

合わせてこちらも、読んでみてください。
わたしがいつも淹れているコーヒーの淹れ方を書いています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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