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ワンオペ育児 お風呂編

「ふぅ〜、今日もやっとお風呂に浸かるところまで来れた。」

私は、お風呂の浴槽に浸かれた時点で安堵してしまう。

そう。ワンオペ育児で一番気を使うのが、お風呂。

だって、手が滑ったり、湯船に落としたりすると、
即、命に関わる。

育児って、
「子どもをいかに生かし続けることができるか」っていうことだと、
最近常々思う。

誤飲した、アレルギーが出た、火傷した、、など、
赤ちゃんを育てていると注意していていも、
ふと目を離した隙の危険が多い。

目を離すって、見ていても一瞬考え事をしていて、
ぼーっとしていることってありますよね?
その一瞬が命に関わることもあるから、
気が抜けない。

そう、赤ちゃんをお風呂に入れることは、
私にとって、気が抜けないこと。

しかも、冬だと、寒いから風邪を引かせないよう、
段取りが重要。

お風呂に入る前後の環境整備から重要。

まず、浴室の前にバウンサーをセット。

バウンサーとは、これなしでは、ワンオペ育児はできないと言っても過言ではない代物。
赤ちゃんを機嫌よく一人で寝かせられる揺れるイス。
いつも大変助けられています。

そのバウンサーに、バスタオルをセット。

ベビーベッドにお風呂上がり後の保湿剤や、おむつ、服をセット。

そして、私がお風呂から上がったら、とりあえずまとえるバスローブがあると超便利。

よし、環境は整ったから、
赤ちゃんを抱っこして、脱衣所へ。

とりあえず、赤ちゃんをバウンサーに乗せ、服を脱がせて、
バスタオルで巻いて、落ちないようシートベルトをする。

先に私がお風呂場へ行き、赤ちゃんが私を見れるよう、
私が赤ちゃんを確認できるよう、少し扉は開けておく。

髪を洗う。
あ、髪はシャンプーで洗わない。
もう時間がないので、湯シャン。
お湯だけで髪を洗い流す。

そして、扉を開け、
「ちょっと待ってね」などと、声をかける。
急ぎながらも、安心させるため、満面の笑顔のつもり。

体を洗う。
あ、タオルにボディーソープを付けて洗う時間がないので、
手で重要なとこだけとりあえず洗う。
顔も洗顔料で洗いたいけど、
とりあえず体のついでの泡で洗ぅうう。
洗えただけマシ。

そして、脱衣所に行き、赤ちゃんを連れ込む。

赤ちゃんを膝の上に抱えて、
髪の毛から、洗い、シャワーで洗い流し、
顔を洗い、シャワーで洗い流し、
上半身を洗い、シャワーで洗い流し、
下半身を洗い、シャワーで洗い流した。

ボディソープが残っていると、
滑りやすいので、慎重に洗い流す。

顔に水をかけてしまうと、飲んで、
むせてしまうので、これまた慎重になる。

うん、私の髪と体を洗うよりも、
丁寧さが全然違う。

でも、毎日、必死。

赤ちゃんの髪と体を洗い終わり、

「ふぅ〜、今日もやっとお風呂に浸かるところまで来れた。」
と、ひと段落するのである。





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