見出し画像

[LIP論説]イスラエルはラファ大虐殺をやめろ!

ラファ攻撃は、とてつもない被害をもたらす
 ラファ攻撃は大虐殺ととんでもない被害をもたらします。これまでイスラエルは北部ガザ市や、中部から住民を追い立て、後を追うように地上侵攻しました。住民はやむなく着の身着のままで最南部のラファ近くに密集しています。がれきの中に粗末なテントが立ち並び、一日一日をなんとか生き延びている状況です。水や食料、薬も封鎖された中で、エジプト国境に近いラファだけが人道支援物資搬入の窓口になっています。230万のガザ市民のうち150万人が避難しています。
 ネタニヤフ首相はここを攻撃しようとしています。ラファにいるハマスの4個大隊を殲滅せずには戦争を終わらせないとしています。しかし、このラファを空爆し、地上戦の舞台にすればとんでもない被害が出るのは避けられません。逃げ場がありません。空爆ですでに数百人が殺されています。地上軍が来れば、攻撃による被害はこれまでと比較にならないほど大きくなります。4か月を超える攻撃の中で、すでに2万8千人以上の市民が殺されています。その大半が子どもと女性たちです。唯一の人道支援物資搬入口であるラファを攻撃すれば、水、食料、医薬品、衛生用品などの搬入が不可能になり、人々は直ちに飢え死にするしかなくなります。この地獄のような状況を作らせないために全力を上げなければなりません。

イスラエルはラファ大虐殺をやめろ【リブ・イン・ピース☆9+25】 (liveinpeace925.com)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?