見出し画像

いとしのバナナジュース

いきなりですが、私はバナナジュースが大好きです。
そして、できることなら乳性は避けたいタイプです。ですから、サンガリアのみっくちゅじゅーちゅや、まろやかバナナ&ミルク、ミニッツメイドの朝バナナ、サントリーのクラフトボス ミルキープレッソ甘熟バナナラテといったところは敬遠してしまいます(おいしいは美味しいんですけどね)。
やたら濃いものが好みで、そういった新作が目に入ったら飛びつきます。

たとえば現在、キリンの季節限定商品として、トロピカーナ 100%メロンテイストという商品を販売しているのですが、その名とは裏腹に、結構な感じでバナナ感があり、お気に入りなのです。
パッケージはぶどう、りんご、メロン、バナナを配していて、実際の配合割合がどんな感じなのかはわからないし、ネーミング的にメロンを強調しすぎなのもいかがなものか…という部分はありますが、個人的にはバナナテイストあふれる良作なので良しとします。たぶんバナナを前面に押し出すとあまり売れない…という過去の歴史がそうさせたのかもしれません…。
※…と、思っていたのですが、この商品初夏アイテムだったらしく、今現在コンビニでは、ほぼほぼ無くなりました(-.-)

画像2

++++++++++++++++++++

そもそも、そういったバナナ飲料に目覚めたのは、不二家のバナナネクターにハマったからなのでした。
これは、たしか果汁30%というバナナにしてはありえないレベルの濃厚な傑作でしたが、なぜかミニストップでしか目にしなかったし、販売時期も96年の一時期でしかなかったのですが、その手に入れられた半年間は毎日のように飲んでいた憶えがあります。

画像2

※画像は、当時のペットボトル版でなく、後継商品のネクター完熟バナナです。

++++++++++++++++++++

やがて21世紀になり、もはやあの味は二度と味わえないのか…とあきらめていたころ、天下のアサヒ飲料が「バヤリース とろけるシリーズ」という素晴らしい逸品を2007年に投下してくれました。
当初ははとろけるもも、そしてとろけるマンゴーしかなかったと記憶しますが、これらも先行していた不二家の白桃ネクターや、サンガリアトロピカルシリーズを凌駕していたように感じましたので、満を期してとろけるバナナが出たときは非常に期待していたものですし、実際その想像を上回るテイストだったと思います(果汁10%)。
ががが、これもあちこちで見かけたわりに短命だったのです。

画像3

++++++++++++++++++++

次に口にしたのは、2009年に出た、上記現行メロンテイストの先輩格にあたるトロピカーナ フルーツリッチ バナナブレンドです。
これはここまで紹介してきたようなバナナオンリーではないのですが、十分そのうまみを伝えてくれる秀作で、これがあったからこそ、メロンを前面に出した今回の展開にも対応できたといって良いでしょう。
ありがたいことに1年以上コンビニで販売していたよう記憶しますが、やっぱりいつの間にか棚から消えていたのでした。

画像4

++++++++++++++++++++

やがて数年後…2012年にサントリーが「Gokuriシリーズ」を始めます。
注目はやはりGokuri バナナで、果汁20%と大変濃くかつまろやかで、やっぱり販売時はこればかり飲んでいたのですが、そこら中にあるはずのサントリーの自販機のわりに、ほぼほぼ搭載されてなく、定期的にコンビニにあるのをチェックする感じで、気分的にモヤモヤしていた感じですね。そして、これも御多分に洩れず短命でした。

ダウンロード

++++++++++++++++++++

と、まぁ、バナナジュースをめぐる個人史は続いていきますが、個人店の高級バナナジュースを探求していたわけではありません。たしかに濃厚バナナジュース専門店 モンキーバナナとかは、すごく美味しいと思いますが、近所にあるわけじゃないので日常性から切り離されてしまいます。
また、自分でレシピを追求するのもありですが、それも、こと個人的なバナナジュース探求の中では違う気がしています。
ようは、コンビニで簡単に買えるというか、手ごろさとのバランスもあるので、そうした出会いを期待しているのです。だからこそ、バナナ単体での濃厚ジュースの復活を、各メーカーに熱望してやみません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?