自己満のための努力

私は人生は自己満足だと思っている。最期、この世から旅立つときに人生に満足しながら逝ければ後悔は無いだろう。

確かに社会的評価が高い地位にあることは素晴らしいことである。しかし、それで必ずしも自分が満足できるとは限らないのではないか。年収1000万円を超える仕事と、生活するのにギリギリの給料しか与えられない仕事が合ったとしよう。自分でどちらか一方を選択できるとすれば、大半の人が前者を選択するように思える。しかし、前者の仕事が自分の全くやりたくないことで、自分に合わない職場であったらそれは満足だろうか。むしろ後者の条件であっても自分の夢を叶えられたらそれは大満足ではないか。

そして、自分のやりたいことを為しながら、十分な条件で働くことも通常は可能である。これがなされたときが最大の自己満である。外交官として国を動かしたい、一流のスポーツ選手になりたい等、どんなものでも第一線で活躍できれば相応の条件はついてくる。

そのために相応の努力は必須である。この努力の方向性が大事である。外交官を目指して野球の練習をしていても、スポーツ選手を目指して国際情勢を学んでいても、少なくとも直接的には目標には近づけない。私は自分が満足できるような人生にするための努力をこれからも意識していこうと思う。自己満のための努力である。

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