お茶の間で見れないものって。
ドラマ「あなたがしてくれなくても」の最終回を観た。
とてもとてもおもしろかった。泣けた。
かなり印象的なドラマだった。
このドラマは、”夫婦のセックスレス”をテーマにした大人の恋愛ドラマ。
原作はハルノ晴さんによる漫画で、何年か前に話題になっていた。
主演は女優・奈緒さんをはじめ、
岩田剛典さん、田中みな実さん、永山瑛太さんなどが出演している。
このドラマを見ようと思ったきかっけは、キャストに惹かれたからだった。
とにかくかっこいい永山瑛太さん。
ドラマ「ファーストペンギン」を見て、その可愛さにやられた奈緒さん。
この2人がどんな演技をするのだろう、どんな役を演じるのだろうと、
話の内容よりもその人ばかりを注目していた。
しかし、最終的に一番魅了を感じたのはそのストーリー。
そして、取り上げているテーマだった。
「セックスレス」というどこか扱いにくい印象のあるこのテーマ。
オトナの世界の話であり、見ちゃいけないとも正直思ってしまう。
だが、このドラマは夜10時放送。
最初はびっくりした。
お茶の間が気まずくなるのでは?と思った。
けど、そのとき頭によぎったのは「性教育」である。
このドラマは決してそういったことを目的としたものではないが、
こういったテーマが気まずいと思う時点で、
日本の性教育の現状を感じた。
大袈裟かもだけど私はそう感じたのだ。
「性教育」に特別な思いがあるわけではないが、
ここ最近聴くようになった
GERAのラジオ番組「ラランドの声溜めラジオ」では、
ラランドのサーヤさんは”性教育おばさん”として
色々モノ申しているのをよく聞く。
またそこからSHERRYさんが投稿している”SHERRYのお風呂場”という
性教育YouTubeチャンネルも知った。
(最近国会で答弁もしていた。)
彼女たちの話す性は全く卑猥な感じはなく、
勉強として、社会の問題として、捉えることができる。
私的には変な壁を感じず知ることができた。
これが性教育のあるべき姿なのだと思う。
…
「あなたがしてくれなくても」は
お茶の間で見るには気まずいドラマだったかもしれない。
だけど、これを気まずいと思わずに見れた方が、
このドラマが本当に伝えたいことが伝わるはず。
「セックスレス」の問題ももっと扱いやすくなるかもしれない。
そんなことも考えさせられたこのドラマ。
わたしとしては今季観たドラマでとても印象的なドラマだった。
ぜひ見る機会があれば見てほしい。
それぞれの立場によって、このドラマの見方は変わると思う。
原作はまだ完結していないので、これを機に読んでみるのもアリだと思う。
あと、私はこれまでフジテレビ系列のドラマはあまり見てこなかったし、
ちょっと避けていたけど(特別な理由はない)、
今後も注目していかなければと思うきっかけともなりました。
夏季のドラマも楽しみだ~✨
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