【都市伝説】鬼滅の刃と大本教の関係を都市伝説的に考察してみた
「鬼滅の刃」は大本教の教典を広めるプロパガンダという説。
これは以前都市伝説ライブでも相方の陸くんが話しをしました。
今回はそんな鬼滅の刃と大本教との関係について都市伝説の観点から考察をしてnoteにまとめました。
先日最終話を迎えた刀鍛冶の里編と大本教との関係についてもまとめたので、ちょっと長いです。
なので、お菓子でも食べながらゆっくり軽い気持ちで読んでくださいませ。
また、今回のお話はあくまでも都市伝説であり、PE-個人としての見解では一切ありませんので、ご理解下さいませ。
■ワニの自画像と王仁三郎の話
大本教の教祖といえば「開祖」出口なおです。
そして、もう一人の教祖がオカルト界のカリスマ「聖師」出口王仁三郎です。
この出口王仁三郎は実はユダヤレビ族の末裔と言われています。
レビ族は嗣業(しぎょう)つまり神から与えられた仕事をこなす一族であり、ユダヤの一族で唯一司祭を任されていた神聖な一族です。
そんなレビ族は日本に渡来人として訪れ、その後列島各地に拠点を広げたとされ、日本では鰐(ワニ)族と呼ばれました。
日本各地に鰐が付く地名は多数あります。
もともと日本にワニは存在していないのに日本各地に鰐が付く地名は多数あるのはこのレビ族=鰐族が各地に渡ったからと言われてます。
レビ族の末裔である出口王仁三郎は自身をワニ三郎と呼称しており、信者からはワニ様、ワニ先生と愛されて呼ばれていました。
そして鬼滅の刃作者の吾峠 呼世晴先生(ごとうげ こよはる)の自画像もワニであり、ワニ先生と呼ばれています。
そのため、吾峠 呼世晴先生は大本教の信者であり鬼滅の刃は大本教のプロパガンダでは?という都市伝説がネットで多く拝見します。
ただし、鬼滅の刃16巻にある作者コメントに「一度噛んだら離しませんワニなので」と書かれています。
(家の漫画で確認済み)
これは読者の心を掴む→掴んだら離さない→ワニという連想からワニを自画像にしたともいえますので、自画像がワニ=大本教の信者という説はこれだけではいささか強引な気もします。
■柱の人数との関連性
鬼滅の刃の柱の人数が9人なのも大本教と関連性があるという都市伝説もあります。
それは柱が9人なのは大本教のシンボルマークである九曜紋から来ているという説です。
たしかに丸の数と柱の人数は一致していますが、
そもそも九曜紋は平安時代より厄よけの模様とされ、戦国時代以降、多くの藩主の家紋になっていましたので、大本教だけのマークとは断言できないとも思います。
■炭売りと出口すみの関連性
開祖の出口なおが死んだあとに王仁三郎とともに大本教を牽引したのが出口なおの娘で出口王仁三郎の妻である大本教第二代教主の出口すみです。
鬼滅の刃冒頭で炭治郎は炭を売って生計を立てていましたが、この炭売りは出口すみの名前を連想しているのではとも言われています。
もしそうだとしたら、「すみ」売るのだから失礼な気もしますが。
■鬼と艮の金神について
鬼滅の刃は鬼を退治する作品です。
そして鬼滅の刃では人間を食べる悪鬼である鬼側の人間時代のバックグランド(なぜ鬼になったのか)が丁寧に描かれているのが魅力的です。
そして、鬼の過去にはそれぞれ悲惨で気の毒な過去が多く、人や人生を憎むようになり鬼となった経緯が描かれています。
その為、物語が進むと「鬼もなんか可哀そうだったね」と読者は思い鬼側に一瞬でも感情移入してしまいます。
(作中どうしようもない外道な鬼もいますが)
その理由こそ大本教にあるとする都市伝説があります。
大本教にとっての絶対最高神、それは艮の金神(うしとらのこんじん)です。
艮の金神という神はもともと新宗教「金光教」で祀られている最高神でした。
この金神様は陰陽道でいわゆる祟り神という扱いを受けており、毎年特定の方位に移動されて、その方向に家を建てたりすると家の者が七人死ぬ"金神七殺"が起きる鬼と言われました。
毎年特定の方位というのがいわゆる鬼門になり、鬼のルーツとも言える存在です。
金光教では金神様の祟りは人間の勝手気ままから生じる神への無礼が原因であり、神への願いにかなう生き方や行動を行いさえすれば、神に守られた中での生活が行える。
そして人が助かるには神に願い神の助けが必要だが、神もまた人が助かって欲しいという願いを持ち、人を助けることで神としての働きが出来る。これを「あいよかけよ」の関係であると教えています。
大元教では多くの神がおり、世界に多数存在する神々のルーツこそ艮の金神であるという教えです。
大元教の教えでは、厳格な神であり全ての祖でもある艮の金神が、他の神々からその厳しさゆえに敬遠され神の世界から追放されてしまい、追放された方角を鬼門として封じ込められた。
つまり、大本教では鬼のルーツと言われる艮の金神はこの世の全ての祖であるという考え方なんです。
ちなみに大本教の開祖である出口なおは元々「金光教」に入信してたことから、艮の金神を崇めたとされています。
このことから鬼滅の刃で鬼が美化され、よくあるヒーロー物の敵役のように「ただの悪い存在」でなく、人格やバックグラウンドが存在する「重要な登場人物」として描かれているのは、鬼のルーツである艮の金神を最高神とする大本教が鬼のイメージを変えさせるプロパガンダとして利用していると言われています。
■刀鍛冶の里編との関連性
先日最終回を迎えた鬼滅の刃 刀鍛冶の里編。
物語としては、主人公の炭治郎が最強の刀を見つけたり、鬼となった妹の禰豆子が太陽を克服したりと最後の決戦に繋がる重要な回です。
この刀鍛冶の里編のボスキャラが壺を使う「玉壺」と天狗の鬼「半天狗」です。
この壺と天狗も大本教と繋がりが深いキーワードです。
出口王仁三郎は27歳のとき高熊山で修業をしているのですが、そのとき天狗と名乗る使徒に高熊山の頂上近くの洞窟に案内され一週間の霊的修行をしています。
その為、天狗は王仁三郎にとって師匠とも呼べる存在なので、今回の刀鍛冶里編のラスボスに天狗が起用されたとしても辻褄があいます。
また、壺を使う玉壺ですが、王仁三郎は陶芸家としても活動をしており、作品も評価が高いです。
そんなことから壺の鬼が鬼滅の刃に登場したのかもしれません。
■炭治郎とスサノオの関連性
主人公の炭治郎は火の呼吸を使いますが、熊野大社という神社があります。
ここは火の発祥の神社とされており、その熊野大社の主催神はスサノオです。
炭治郎はこのことから、スサノオがモデルでは?と言われています。
スサノオで有名なのは日本三種の神器である草薙剣です。
草薙剣はスサノオが日本神話でヤマタノオロチを倒したときにヤマタノオロチから出てきたとされる伝説の剣です。
刀鍛冶里で炭治郎が手にする刀は縁壱零式という最強からくりロボットを倒した後にからくり人形から出てきます。
そして、スサノオは大本教の教典「霊界物語」の主人公として登場します。
そのことから鬼滅の刃は大本教の世界観をベースに作られたと言われています。
なかなか面白い都市伝説ですが、鬼滅の刃自体が日本神話を元に作られている為、日本神話をベースに作られた「霊界物語」と類似しているのは仕方ない気もしますね。
さて、今回は鬼滅の刃にまつわる大本教との関係について都市伝説的に考察してをまとめました。
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最後まで読んで頂きありがとうございました!
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