他人や事象に左右されない トレーニング

今日も一日お疲れ様です。

日本は今、自粛モードで家で過ごす方も多いかと思います。

一人や、狭い空間にいると、
考えが小さくなりがちになったりして
ふとネガティブな事や、過去の失敗などを振り返ったりする事があるかもしれません。                     

あるいは、経済的な打撃を受けている方もいらっしゃるかと思います。

私もどちらかというと、自分自身を深く内観するタイプですが、少しずつそれらを手放すテクニックを身に着けてこれた実感があります。


そんな中、私なりに気を付けていることがあります。

これらを意識するだけで、かなり多くの事に惑わされなくなったので

もしご参考になればということで

それは以下の3点です。


①自分の力でコントロールできることと、できない事を分ける

②自分の発言が周りにどう感じられたかを考えるのをやめる

③正しい正しくないという概念を捨てる


以下、この3点を見ていきます。

①自分の力でコントロールできることと、できない事を分ける

これは、一番重要かもしれません。

私自身、現在建築不動産関連の仕事の責任者をし、部下および協力会社を管理する立場にあるのですが、やはり責任者としては数字の面、安全面・運営面、部下の指導等を要求されます。ある種上手くやっていく事を求められるような状況にあるわけですが、

そのような中、予期せぬ事態は起こります。          

例えば、災害などもその一つ

では、この災害自体はコントロールできるかできないかで言えばコントロールできない部類に属されます。

しかし、この災害に対しての日頃の準備はコントロール下にあります。

この準備を十分にした上で、それ以上の事が起きたらそれは仕方ない。

ただ、起きることを想定してある程度の準備をすることはできる。そこの切り分けが瞬時でできるかできないかで、ある程度の状況になったとしても俯瞰で物事がみれますし、左右されずに済みます。

②自分の発言が周りにどう感じられたかを考えるのをやめる

これって、よくあるかと思います。

自分は冗談のつもりで言ったのに、なぜか相手のNGな部分に触れてしまったり、何となく相手が嫌な雰囲気を醸し出してきたり    

例えば、冗談でNGの部分に触れてしまった時、すぐにその状況を変えることはできません。相手の怒りが冷めて落ち着くまで時間がかかるかもしれません。

でも、その状況自体は時間が解決してくれる場合もあり、それ自体は相手の問題でコントロールできません。

むしろ、それを気にしてしまって自分自身の次の行動に支障が出てしまうことが問題です。

自分が滅入ってしまったら、後々まで気にしてしまって相手との距離が遠くてしまいますし。。

そんな時は、『仲良くなるために冗談として言った』という事実にフォーカスしてみると良いかもしれません。

もちろん、悪意のあるイジリや冗談は良くありません。

しかし、人間いろんな考え方、受け取り方がありますし、発言を撤回する事はできません。それが結果的に相手を怒らせてしまったとしても、自分として悪気が無かったのであれば、必要以上気にしないトレーニングをお勧めします。

③正しい正しくないという概念を捨てる

これは、ある種日本人の課題と言って良いかもしれません。

自分が絶対的に正しいなんて事はあり得ないし、時代が進むた度に

価値感や在り方なんてものも変化してくる。

例えば私は4年前に約半年間の間シンガポールに駐在していた事があるのですが、フードコートで食べた皿をそのままにして出ていく、皿を下げる文化が無い事に驚いた事を覚えています。(※その皿を片付けてくれる清掃員がいます。)

あとは、ECOや省エネに対する意識が希薄なところ。1年中30度近い気温の中での生活にあるため、百貨店や映画館は常に寒い。ただ、それが彼らからすれば、お客様へのもてなしなんだとか(現地のワーカー情報なので正しいかは定かですが)

ある国では当たり前の事が、別の国に行けば当たり前ではないかもしれない。つまり、今の習慣や考え方って、何となく日本人が持っている集合意識の中で正しい正しく無いという非常に曖昧でグレーなものの中にある。

私が社会人になった10数年以上前と、現在ではそもそもベースが違う

だから入ってきた若年社員の発言や行動に理解が追い付かないこともあるし、私が新入社員の時に指導してくれた先輩や上司も、当時の私に対して同じように思っていたのだろうなぁということも何となく想像がつく。

だから、そもそも正しいか正しくないかという概念を手放す。

ケースバイケースにより、その時のベストな選択を考えていくように心掛けています。


この3つを意識しているだけで、随分と気持ちの上で余裕はできてきたと思います。


もし同様の悩みを抱えてる方がいらっしゃれば、一つの参考として見て頂ければ幸いです。


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