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■はじめに

はじめまして。クライスPMチームのポエマーこと、田中孝明です。

PMチームにjoinしてから初のnoteでいささか舞い上がっておりますが、今回のテーマは「未経験からPMになるには?」、PMキャリアを目指す非PMの方にはど真ん中のテーマでデビューさせていただきます!

未経験からPMになりたい方、最近増えてます。
この2,3年で、PMという職種の認知がグッと高まってきてたり、「PMってイケてる職種だよね」という理解が広まってることもあるかも知れません。

キャリアマーケット的にはまだまだ新しい職種だけに、PM経験者よりも、(PMになりたい)非PMの方が正直多いです。(PMの肩書は無いものの、これまでやってきたことを足し算すると「あれ、おれってPMじゃね?」という方も結構いらっしゃいます)
そんなできたてホヤホヤの市場ですから、「どうやってPMになるのか?」のケースがまだまだ少ないし、雲をつかむようでモヤモヤされてる方も多そうです。

「(PMになりたい)非PM」の具体的なペルソナはというと、、、
PMの近くで仕事している人(エンジニア、プロジェクトマネージャー、事業開発、CS、など)
PMと少し距離がある人(営業、コンサル、ドメインスペシャリストなど)

こう見ると、もうほぼ全部じゃん?という感じですがw
PMって、いろいろな職種からのPathがある、とっても懐の深い役割ですね。

ここから、じゃあ具体的にどんなアプローチで考えていくべきか、ポエムしてみたいと思います。

■「why-what-how」で考えてみる

非PMのみならず、未経験チャレンジしたい人に限って、いろんな解像度が低いことが多いです。PMを目指すなら、PMらしく「why-what-how」から手をつけてみましょう。

・まず、どうしてPMになりたいのか?(why)
・次に、どんなPMになりたいのか?(what)
・その上で、どのようにPMになるか?(how)

言葉にするとシンプルですが、キャリア面談でも意外と答えられない方が多いです。

いろんな方のお話を伺ってる身からすると、一つ目の「どうしてPMになりたいのか?」これにはいくつかパターンがありそうです。

・PMという役割がイケてると思うから(役回りの面白さ
・単純にモノづくりが好き(職人系
・よいモノをつくってユーザーを喜ばせたい(社会インパクト
・より意思決定のスコープを拡げたいから(プロダクト=ビジネスの企業でレイヤーを上げる
・キャリアの拡がりがありそうだから(マーケットでの希少性

上にいくほど「何ができるか」が重要で、下にいくほど実はPMじゃなくても良いのかもw
いずれにしても「PMになることで(自分にとっての)どんな課題を解決したいのか?」を明確にすることはとても大事ですね。
これらに紐づけて、「どんなPMになりたいのか?」、その上で「どのようにPMになるか?」の解像度を上げていくのが良さそうです。

まずはwhyから始めましょう。

■「いい感じ」をつくってる人を探す

PMの解像度を上げていくと、足りないことを埋めにいくアクション(つまりhow)がハッキリと見えてきます。
とはいえ、社内にPMがいれば分かり易いですが、ちょっと遠かったり、PMがいないという環境もあると思います。
そんな時は、まわりを見渡して「何やってるのか分かりにくいけど、何となくいい感じをつくれてる人」を見つけるのがおすすめです。

「いい感じって、なによ?」と突っ込まれそうですが、私にも分かりませんw
でも、ちょっと見渡してみてください。一人くらいはいるでしょ、あの人がいるからウチのチーム何となくいい感じだよね、という人。

Don't think Feel ! (考えるんじゃない、感じるんだ)

「燃えよドラゴン」

PMはざっくりいうと、プロダクトのためになることは全部やる人であり、「ここからここまでが自分の範囲っす」な人は向かず、いつでも越境できる人です。
PMは何者でもない」とまで言われるほど他の職種よりも複雑であり、ゆえに理解するための近道は、PMの近くに生息することなんじゃないかなと思います。


PMでなくとも、それこそ経営者や新規事業開発責任者など、扱っている変数が多い人物の近くで、何をみて何をレバーに「いい感じ」をつくってるのか?をつぶさに観察してみることで、これまでにない気づきが得られるかも知れませんね。

■越境してみる

PMは総合格闘技のような役割です。ドラクエでいうと魔法戦士とバトルマスターと賢者を足して2で割ったみたいなものです。
他職種との大きな違いは、そのステークホルダーの多さ、視点であり変数の多さにあります。
だからこそ、いまの自分の役割のラインを超えて、いろいろ首を突っ込んでみることが大事です。

セールスやCSならば、顧客の意見の吸い上げは活かせるが、技術への理解が浅くなりがちなので、エンジニアとの接点を増やしてみたり、SQLを勉強してみたり。
プロジェクトマネージャーならば、whyの意思決定にかかわるMTGに同席させてもらったり、営業に同行してユーザーインタビューしてみたり。
ドメインスペシャリストならば、社内異動でビジネスサイドやエンジニアにチャレンジしてみたり、プログラミングを習ってみてもいいかも知れません。(ちょっと脱線ですが、YOUTRUSTの岩崎さんは起業時にオンラインプログラミングサービスを2ヶ月で5周やりまくったらしいです)

ちょっとかじってみる、ちょっと自分の領域を染み出してやってみる。
いまの自分がおかれた場所から、ラインをはみ出してみる勇気と好奇心が大事ですね。

■おわりに

次回は、「why-what-how」の「what」と「how」に注目してポエムしたいと思います。お楽しみに!

Podcastでリーダー松永とエース山本が同じテーマで語ってますので、こちらもぜひ!


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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クライス&カンパニー PM支援チーム


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