見出し画像

PDLA!定例会0603

今回のテーマ:古き良きデザイン

参加者:けいご / なおさん / ほりけさん / 森さん / 湯豆腐 /
    うきゃさん(リスナー参加)

自己紹介


今回は初めましての方が2人も参加してくださりました👏

湯豆腐  大阪の大学4年生
     豆腐、チョコレートが好きな少年ジャンプラバー
     PDLA!の共同代表

なおさん 奈良県生まれ奈良県育ち
     京都の大学4年生

うきゃさん(今回はリスナー参加)
     社会人1年目
     堀家さんの後輩さん
     美術部が一緒だった

森さん  初参加
     大阪の大学4年生
    「好きなものはデザインです!」
     最高ですね!!!!

けいごくん 初参加
      
社会人2年目
      デザインに興味があり参加。湯豆腐くんの同期。
      イラストが描けるらしく尊敬…

堀家   社会人2年目のデザイナー
     最近マーケの勉強がしたい


質問タイム

2人、初参加の方がいらっしゃったので質問タイムを取りました。

Q:PDLAの名前の由来は?(けいごくん)

A:プレデザイナーズラボの略です。(堀家)

堀家 
デザイナーの卵が集う実験場所、みたいなイメージですね〜
まぁ他にも、デザイナーたちの前日譚、みたいなサブテーマもあって
ロゴマークとかは夜明けをイメージしてたりとか。そんな感じです。
Aの隙間部分が丸になってるのは、実は朝日なんですよ笑

PDLAのロゴマーク


Q:好きなデザインやデザイナーは?(堀家)

A:POLAのウェブデザインが好きです。(森本さん)

森本さん
blenderを使って作ってると思うんですけど。
ブランディングとか認知拡大を目指したサイトで…すごく作るのに時間がかかってそうなデザインなんです。

湯豆腐くん
無限だー!

なおさん
スマホデザインでもサイトデザインでも両方デザインもアニメーションが一緒!すごい!

けいごくん
お母さんに送ります笑

堀家
普段あまりアンテナ張ってない分野のデザインを知れて良かったです…
共有ありがとうございます!



今日のテーマ「古き良きデザイン」


なおさんの紹介:伝統色の国ごとの違い

最近、インターン先であるデザインを見ていたときに、そういえば日本の色ってボヤッとしてるな、なんでなんやろうと思ったんですよ。

で、調べてみたところくすんだ色が多いのは文化の違いからくるみたいで…

日本って自然が豊かじゃないですか。自然を大切にする文化があったので、そこから色を取っているので日本の伝統色はくすんでいるっていう説があるらしいんですよ。

フランスとかになってくるとーフランスの伝統の色って結構おしゃれで
地味な感じがしないと個人的には思っているのですが笑
なんでかというと、これも文化みたいで。

フランスの文化、ワインとか宮殿とかって
洗練された色、綺麗な色が多いような気がするんです。

こういう文化の違いから国の色の違いが出てるんじゃないかと思いますね

堀家
十二単とかもそういえば自然の色名がついたものが多いですよね…
なおさんのお話聞いて、欧米と日本の自然観の違い、みたいなのを思い出しました。
欧米では自然は征服するもので、日本ではそんなコントロールなんて到底無理で共存するもの(天災が多い土地柄)という価値観も影響しているような気がします。


湯豆腐くんの紹介:江戸文字

伝統的なデザインで色々サーチしてたら、僕も日本にたどり着きました笑

最近東京の両国に行く機会があったんですよ。で、両国って国技館が最寄りなんで、もう駅から凄くて。お相撲さんの手形とかがあって…で、お相撲さんの名前とか書くときに用いられる特徴的なフォントがあるな、と思ったんです。

で、今回調べてみました
https://unos.co.jp/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E6%96%87%E5%AD%97/

余白がない筆で描いた太字を江戸文字っていうらしいです。
それが源流で、芝居もじ、相撲の文字とか落語の文字、「火の用心」とか「大入り袋」とかのフォントである籠字とか色んな江戸文字に派生して行ったそうです。

源流は一緒でそこからジャンルに合わせて文字がどんどん広がっていくってのも面白いんですが、ジャンルによって文字の継承者が違うらしくて。

フリーフォントで江戸文字のフォントがあるので良ければ使ってみてください
https://idfont.jp/free-kanji/free-kana.html(26番)

堀家
全部可愛いですね!

湯豆腐
江戸文字もそうだし、ラグランパンチとかロゴ丸Jr.とかの余白が少ない文字が好きなんですよね〜笑


堀家の紹介:国旗

私も国の話なんですけど笑
伝統のデザインって、どれもなんとなくその国らしさとかがよく出ているような気がして。で、それが面白いと感じたので、歴史を背負っていてかつ世界的に浸透してる、こんな面白い題材ないぞと思って国旗のデザインを調べてきました。

ちょっと古いサイトなので国の統廃合とかあるかもしれないんですが、今回参考にしたサイトはこれです。

おんなじ赤とかでも国によって意味が違うんですよ。例えば、アラブは血、アイスランドは火山を表しているそうです。

国旗に込められた意味でいうと、「血」ってのは非常に多いんですね。戦争の歴史はやっぱり国の歴史と深く結びついてるんだなと…
逆に、平和を表す色は青とか緑、白と、国によって割と違うんです。

ちょっと話しがずれるんですが、日本って、春の色をピンクだと答える人が多いんだそうです。
ところが、同じ日本でも、北の方の土地に住む人は「黒」って答えるんだそうです。
白い雪に閉ざされた冬が終わり、雪が溶け出すと見えてくる地面の色こそが春の色なんだそうです。

で、こういう価値観の違いって、先ほどのなおさんのお話ともつながりますけど、国ごとのデザインとか、美的感覚に深く根ざしている気がしますね〜

今回のまとめ

今回のミーティングでは、この後「自分を表現する国旗」を10分で作る遊びにチャレンジ!

色と平面構成でメッセージを伝える面白さと難しさを体感しながら
みんなで講評会を行いました。

伝統的なデザインで現代まで伝わっているものは、やはり洗練されていて、その伝承に関わってきた人々の愛や想いがこもっているような気がします。
長年残るデザインを作る、自分が死んだ後も世に残るデザインを作るのはロマンですね。


作品紹介


堀家
色は自分のテーマカラーである茶色、真ん中の二本の曲線は私が好きな寄り道を表現しています。
5つの点は住んだことのある拠点の数です笑

堀家のラフ



けいごくん
太陽が好きで、それをモチーフにした国旗を作ろうとしたときに、
国によって、太陽の色の捉え方が違うよなと思って。
日本は赤だと思うんですけど、欧米だと黄色だったりとか…
どんな国にいっても太陽だって伝わるように、各国の太陽の色を取り入れました。

けいごくんのラフ


なおさん
謙虚と素直、というのを表しました。
まっすぐに伸びる赤いラインが「素直」、
短い青のラインが「謙虚」です。
謙虚の方は、謙虚なので笑、ちょっと下の方に配置しているのがポイントです!

なおさんのラフ


湯豆腐くん
僕の特徴として、視覚がものすごく強いってのがあって。目がすごく良くて(両目とも裸眼で最低1.5くらいある)、色々きょろきょろ見る癖もあるんですけど笑
で、それを表現しようと思ってラフを作成しました。

真ん中を貫いてるのがメインとなる視覚で、周りの四色が残りの四覚嗅覚味覚触覚などの感覚を表しています。

湯豆腐くんのラフ



森本さん
出来上がってから、某任天堂のきのこみたいになったな!
と思ったんですけど笑

これ、赤い円を黄金比に沿って置いてるように見えると思うのですが…実は違うんですよ。自分の感覚で置いてるんです。
一筋縄では行かないものを作ろう、既存の常識に縛られないぞ〜という気持ちを表しています。

森川さんのラフ


補助線あり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?