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何を今更安楽死尊厳死?

私は何年も前から延命拒否、安楽死/尊厳死の合法化を希望しているのだが、世論はQOL無視SOL万歳の反対派ばかりだった。 安楽死も尊厳死も本人の選択肢であり死にたくない人を死に追いやる話ではない、と何度説明しても理解しない。 そしてここにきて重税感を理由に主に高所得者層から、高齢者を標的に「安楽死させよ」「延命廃止」「尊厳死法制化」という賛成意見が出てきた。 然し、それは「殺人の希望」であって「本人の選択肢としての安楽死/尊厳死」とは全く異なるのだ。 今更、税を理由に安楽

    • 安楽死と福祉・寛容さ

      最近のツイッターを見ていて、私が安楽死合法化希望派なのに一方で高齢者や社会的弱者を擁護することを、もしかしたら意味不明と思われる方もいるかと思いましたので念のためざっくり説明しますね。 尚、用語として、 【安楽死】は、医師が患者の体内に致死薬を注射などで投与すること 【自殺ほう助】は患者が自ら致死役を飲むか点滴のクレンメを開き体内に入れること が世界標準です。安楽死を認めている国は僅少なのですが、ここでは日本人にわかりやすいよう【安楽死】を使います。 安楽死は基本的

      • 児玉真美氏が言う「滑り坂」の嘘

        児玉氏は下記のように「滑り坂」が起こっているとの主張を繰り返しているが、これは彼女の主観で塗り固められた嘘と言っても過言ではない。 「安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること」児玉真美 https://synodos.jp/society/1070 この文章についても、筆者の主観で「起こっていること」イコール「悪いこと」と見せる書き方について以前から修正すべきであると感じていた。 以下順に取りあげて訂正する。 >アシュリー事件 児玉氏の十八番のようだが安

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