パーソナルカラー診断に行ってきた!

しばらく前に、パーソナルカラー診断(PC診断)・パーソナルデザイン診断(PD診断)に行ってきたよレポです。


そもそもパーソナルカラーって何?

私は診断士の資格は持っていないので、説明していただいたことの覚書程度に留めます。
パーソナルカラーとは、「その人が生まれ持った色素に調和する色」「顔写りが良い色」です。
(生まれ持った色素→ 肌・瞳・髪など)

【よく見られる誤解】
・「色白だからブルべ」「肌が黄色い / 色黒だからイエべ」
→そんなに単純じゃない!当てはまらない人もたくさんいます!

イメージカラー / 顔立ちから連想される色とは別物です!
(✖優しくて上品な印象だからブルべ夏! / ✖彫りが深いから濃い色が似合う!)

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【パーソナルカラーは春夏秋冬の4シーズン】

イエべ春…黄み・明るい・鮮やか
ブルべ夏…青み・明るい・くすんだ
イエべ秋…黄み・濃い・くすんだ
ブルべ冬…青み・濃い・鮮やか

(フリー素材ですが、上の図が参考になるかも)

私が今回受けたのは春夏秋冬の4分割の診断!
1st のシーズン、2ndのシーズンをそれぞれ別に選びます (1stだけで十分な人もいるそうです) 。
他に16分割 (4シーズンが更に4つずつに分かれる) も有名。


パーソナルカラーおもしろい!詳しく知りたい!という方は、下のサイトのものが分かりやすかったのでぜひ見てみてください👀

 (その辺のまとめサイトの情報は真偽が???なものが多いので、プロのアナリストさんが発信されているもののほうが絶対!良いと思います) 
https://sachiel-chan.net/category/personal-color (パーソナルカラーとは?)
https://www.biteki.com/blog/details/563100 (色相・彩度・明度・清濁について)

私の診断歴

ちなみに私、PC診断は2回目。
前回はエチュードで春ライトの診断を受けました。一番の苦手は冬ディープの色。その時のベストカラー(左)と苦手カラー(右)。
黄み寄りのくすみのない明るい色が◎とのこと。

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前回の診断の感想は「春ライトは分かるかも…白とパステルカラー着るしマットな質感は苦手だし。店員さんに紺は苦手って言われたけどよく着るのはなんでかな??」

しかしその後…
・黒を着ていると褒められる
・ゴールドラメが浮く
・ベージュの服が汚れてる or 裸に見える
・春ライト向けのリップが全然発色しない!足りない!
という事案が度々発生。

自粛期間中に「イエべブルべ半顔メイク~!」って言って遊んでいたら、ブルべメイクのほうが肌が綺麗に見える気がして(私…ほんとにイエべか?)と思い始めます。

「黒が似合う」「紺を買いがち」なのはPDの影響なのかな?と考えた私は、PC・PD診断を受けられるサロンを予約。
200円のお菓子を買うのにはあれだけ悩むのにどうしてこんなときは即決できるのか大変不思議です。金銭感覚のバグは来世では修正されている予定です。

PC診断前の感覚のメモを抜粋します。
・パステルカラーでも白に近ければ近いほどいい
・赤、ピンク、青(水色)は得意な気がする
・白と紺買いがち
・黒を着ていると褒められる
・「黒髪のイメージ」らしいけどピンク・ネイビー系のヘアカラーは評判良かった。オレンジっぽくなると△
ベージュリップと暗いローズ系のリップで爆死
コーラルピンクは事故りもしないけどしっくりも来ない
・黄み強めのオレンジリップは顔が不健康に白くなった ↓

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さてさて…
予想は 1st 春(ライト~ブライト)/ 2nd 夏(ライト~ブライト)

青みのある色が馴染む気がするのは、2ndに夏が来るからなのでは?と予想。1stを夏にしなかったのは、夏の代表格のローズ系の口紅で顔色が死ぬ&くすみカラーが得意な気がしなかったから。
でもしっくりくる度がチェリーレッド>コーラル・オレンジ系なのは何でかな、、、、どっちが1stでもおかしくないな…もうよく分からんな…。


ドキドキの診断当日

当日はサロンが駅から離れているとのことで、アナリストさんと最寄り駅で落ち合ってお話ししながらサロンまで向かいました。ワインレッドの服がお似合いの美人さんで、ぱっと見で「この方はブルべ冬さんなんだろうな~」と思いました☃
人見知りなのでドキドキしていたんですが、気さくな方でサロンまでの道がジブリに出てきそうという話で盛り上がりました(?)

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まずパーソナルカラーの成り立ちや各シーズンの説明などを説明していただいてから、実際の診断に移ります。(PCは変わらないかもな~)と思いつつソワソワ。
どのシーズンの色が好きとかありますか?と聞かれた。どのシーズンも好きです…可愛い…正直3日ごとに転生して全シーズン味わいたい…

いざ!!!実際の診断へ!!!ちなみにメイクをしてる場合は一度落として、すっぴんで見てもらいます。


① まず瞳の色や髪の色を見る。


髪の毛…地毛はあんまり黒くない。割と明るめのこげ茶色 (髪染めてしばらく経っても伸びてきたの目立たないでしょ?と言われた。確かに)。髪質は硬め、量は普通💇‍♀️
瞳の色…黒に近い赤茶。
血色…ローズ系。赤みは出やすいか?血色皆無ではないけど、コントロールカラーで抑えるレベルではない。

② ドレープを当てていく。


最初はドレープの色を確かめて、次は自分の瞳を見つめながら顔色の変化を見る。フリー素材だと見つけにくかったんだけど、こんな感じのドレープ ↓

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(1) 金銀…金のドレープで顔が黄色くなる。ギラギラして観音様みたい。銀は顔の黄みがスっと引く。
この時点で「ブルーベースな気がしますねぇ」と言われ目を丸くする。肌は黄み寄りだけど、青みの色を当てたほうが黄みが引いてすっきり見えるんだそうな。既にドキドキし始める私。落ち着け…夏転生までは想定内…

(2) シャンパンゴールド / シルバー(上の金銀の輝きを抑えた感じ)…どちらも大きな差はない。

(3) ピンク、青、緑、赤、紫、黄色、紫、白、各シーズンのベースカラーなどなどを当てていく。
例えばピンクの中でも春~冬のピンクを順に当てて、どの色で顔移りが良いか見ていきます。前回の診断ではくら~~い紫を当てると輪郭に紫が映ってげっそりしちゃうね、と言われた記憶がある。

【概要】くすみが苦手で明るいほうが良いので、春と秋なら春。鮮やかな春の赤を褒められた。でも黄みの強い色は顔が黄ばんでしまって△。
春と夏なら色によりけりだけど、ブルべの色相の夏のほうがいいもの多し。黄みが引く。
夏の淡い色だとちょっと寂しい。洗いすぎて色あせた風に見えて、なんか幸薄そう。冬の中でも暗い色は顔が沈みイマイチ。

【詳細】(完全に自分用なので興味がある方だけ読んでね)
ピンク
 褒められ率が高くてうれしかった。春秋なら春、春夏なら強いていえば顔の黄味が引く夏。冬のピンクも褒められた。ハイビスカスみたいな、ショッキングピンクみたいな色🌺(この色のセーターこの間買ったな…)

→ 
「ブルベの方は全体的に青が得意なのでそんなに大きな差は出ないかも」と言われた通り、どの色でも大事故な感じはしない。明るい色のほうがいいですね、くすみは得意じゃありませんねと言われて納得🌊
紺も暗くならなければOK。ここの違いはよく分からなかったけど、秋のターコイズ系の色は顔が黄色くなるな……と思った。


赤得意ですねー!と言われる。PC外しやすいのは赤かも。差が分かりにくかったみたいで終わったあとももう1回当て比べていらした。
春と冬の鮮やかな赤を当てても顔が負けませんね〜❤と言われてびっくりする。でも確かにその色に近いトップス持ってた…けど…こんな色使っても顔が負けないの?!

黄色→ 
夏の淡いレモン系の色は割と良さげだった。春秋はオヤ…キイロイデスネ…🐥って感じ。冬夏で悩まれてたけど、夏より少し濃い冬の黄色がいいですかね。と言われる。

→ 
緑のドレープは全体的に色が暗め。色が暗すぎるとイマイチですね。夏の明るめの緑と冬の深みのある緑の間があればバッチリだったんですけど、と言われて(イエベどこいった?)の混乱状態から何かを察する。お前はブルべだよ。
春秋の緑も可愛かったな~!似合う人が当てた姿を見てみたくなった🌳

→ 
前の診断で黒に近い紫が一番の苦手カラーだったのでドキドキ。明るい色〜澄んだ鮮やかな色は良いけど暗くなるとやっぱりダメ。どんより…って感じ。
先生曰く前苦手カラーだった紫はオータムの暗い紫(暗いなすび色🍆)だったみたい。黄味暗さもあるとどうしても難しいですね〜と言われなるほど〜となる。


春秋の白がかなりベージュっぽくて驚く。私が春の白だと思ってたの夏の色だったわ。漂白されたような冬の白が一番いいですね〜と褒められた。
白って実は強い色なんですよねと言われてびっくり。知らなかったです。確かに春秋とかの白は優しい感じだけど、冬の白って強いのかも🤍

各シーズンのベースカラー→ 
春夏秋冬それぞれでキャメルグレーブラウン
夏のグレーは顔が黄色くなったりはしないけどちょっと地味。
秋のブラウンはコレジャナイ感がすごくて笑った。ブラウンがすごく似合う友達に憧れてブラウンのトップスを探すも惨敗した記憶が蘇った。
ああ…ブラウンの服持たない訳だわ…。ここが一番分かりやすかったかも。

「10万円のコート買うならどれにしますか?」黒だなあ…となる。目鼻立ちがはっきりするなあという印象。黒が似合うって言ってくれた人々は正しかったのね……!🖤


③  結果、4分割では…

なんと私、ブルべ冬…!?!?!?!?!?!?
「黒が似合うって言われるって話の時点でフラグでしたね😊」by先生
黒は4分類だと冬の人にだけ似合う強い色なんだそうな…😲

次に冬のドレープを当てて、冬の中でもどの色相が得意かを見ていく。

(1) アイシーカラー…良い。一枚だとちょっと寂しいので羽織ものとして使う or 小物でコントラストを付けると良い。黒いコートに淡いピンクのマフラーを合わせるとか(既にやってた…どうしてご存じなの先生…)。

(2) 深みのある色…暗すぎなければ大丈夫。紺も得意。

(3) 青みの強い色…良き。紫に近い青でも大丈夫。

(4) 鮮やかな色…色に負けない。メリハリのある顔になる。

お分かりいただけただろうか……
そう!!!!! 1st ブルべ冬 / 2ndイエべ春

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上がベストカラー。
絵の具をそのまま出したような、混じりけのない鮮やかな色が◎
黒!純白!原色!とにかく強い色!この世の強い色全部持ってこい!

質感はツヤが得意。大粒ラメ・小粒ラメ・パール◎、マット△。

2ndの春は一応付けますレベルで、「黄味が得意なわけではない」。リップなら鮮やかな朱赤>みかんみたいなオレンジ。
・冬の色でも、黒に近い暗い色は避けたほうがいい。(黒は得意だけど黒に近い色は苦手なの、面白い…!)

びっくりしたんですが、冬のアイシーカラーは春夏のパステルカラーより更に白の割合が多い透明感のある色みたいです。男性物のカラーシャツみたいなイメージかな…?
つまり「パステルカラーなら白に近いほうが良い」という感覚は間違ってなかったらしい。こんな感じかな… ↓

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16分割なら◎冬ビビ・◎冬クリア・◎冬クール・○冬ディープ・○春ビビあたりって感じだと思う。もちろん4分割の診断なので先生が仰っていたわけではなく、16分割での位置は完全に私の予想です。

苦手なのは秋のシーズンの色。とは言え若いうちはいける色の幅も広くて、今はテラコッタ色とかも流行っていて…
だから「若い」うちに「流行」の色を使っている分には、後から見ても変…とはなりにくいと思いますよ!使うならむしろ今!と言われて俄然挑戦する気が湧きました。待ってろテラコッタ~!オレンジ!

それにしても衝撃的すぎて一部記憶が曖昧です。わはは!「PCはそのままかな~」って言ってたの誰だよ!私か!

冬診断を受けて試し塗りしたワインレッド系の色、ガッツリ塗るとちょっと濃い(たぶんこれは別に理由がある)けどティッシュオフしたら「自然な血色感になってますね!」とお褒めいただいた。
うへ〜〜こんな強い色で自然な血色感!?って思ったけど確かに浮いてない。このリップと眉描いてメイク完成させられるわ。ある程度強い色のリップがないと目の印象だけが飛び出てバランスが悪いのはPC冬のせいか。

そして「チェリーレッドは◎、暗いローズは×」だった謎が解けた。暗さとくすみNG、鮮やかさが必要だったからか…青みが問題ではなかったのね。

そういえばベージュのリップが発色しないのはpc冬あるあるなんだそうです。コーラルベージュのマットリップ、使いどころがないわけだ… (ADDICTION公式サイトよりお借りしました) ↓

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④持ってきたコスメのチェック時間

ラメ得意です!って言われてびっくりしたので、持参した大粒ラメシャドウ(どこにラメついてるか指差し確認できるレベルに浮いた)を見せたら「黄味の強いゴールドラメだからだと思う」と言われた。「シルバーor青ラメなら浮かないと思いますよ~」
うわ~~~~~だって「肌馴染みが良いのはゴールドラメ!」って定説じゃないですか?それが浮いたから「もうラメとは仲良くできないのかな…」って思って…いやはや、色が問題だったとは盲点だった。これからはシルバーラメを食って生きていきます。
後日、「何か浮くなあ」と持て余していたオレンジシャドウに青ラメ重ねたらめっちゃ可愛かったです。これからは青ラメも食べます💧

【前回のスプリング診断について】
春のコーラル系のリップで大事故が起きないからこその春予想だったんですけど、「すっぴん唇の保湿のためによく塗ってたな」と思い返してみると…
つまりすっぴんの延長にしかなっていなかったということでは?という話に先生となりました。

春のコスメは全体的にナチュラルな色味が多いし、2ndに春が来るのもあって、私には「不可ではないけど大正解でもない」感じになっていたのかなと思います。

…とはいえ、Operaのティントのコーラルピンクがイマイチだった (ピンクレッドは使えた) という話をしたら「冬の人が唯一使える初期のOperaのティントの色ですね(限定除く)」うわ!!!そうなの?!?
(OPERA 公式画像より)

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他にも「これ春向けじゃないよね」と思いつつ愛用してたコスメがどのシーズンの人向けか調べたら軒並み冬向けで「むしろよく春夏だって思ってたなお前」って感じでした。自己診断ほんとに当てにならない。

ちなみに1回目のPC診断前の私の予想はイエべ秋(ウェブの自己診断)でしたが、実際には一番苦手なのはイエべ秋だった…。
そういえばブラウンリップはチョコバカ食いした人になったし、ブロンズ?赤みブラウン?のアイシャドウは十円玉on瞼になったな…可愛いからこれからも工夫しつつ使うんですけどね…うまく使いこなせないのは私の技量の問題ではなかったのね…!

その後、おすすめのコスメを含めたPC関係の資料を何枚か貰って、パーソナルカラー診断は終了!めちゃめちゃためになったし即リップ買いました💄


まとめ

これまで感じていた「なんかこれしっくり来るな」「これイマイチだな」という感覚に説明がついて、伏線回収~~~!!!感に最高にスッキリしました。
PC診断、買い物だと思うと高いんですが、私は「ウン十年後まで配当がある自分への投資」だと思うのでかなり満足です。得た知識は一生モノですし。

個人的に大収穫だったのが、「好きだけどしっくり来ないから遠のいていた色」を上手く使うアドバイスがもらえたこと。
しっくりこないオレンジのアイシャドウには銀ラメとか青ラメを重ねてみましょう!とか、ブラウンリップなら紫に近い色だとなじみやすいですよ!とか。
(これは先生の人柄が大きいと思いますが)「好き」を否定されずに、うまく使いこなしたい!という気持ちに寄り添ってもらえたのが嬉しかったな~🌸

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↑ 診断後に買ったアイシャドウ、可愛くないですか!?
(テラコッタのシャドウもマットで、上からラメを足せて最高✨)


あと昨今のパーソナルカラーブーム、イエべorブルべの二つで全てを説明しようとしていることが度々あるような気がしているんですが、

私みたいにイエべブルべじゃなく「鮮やかさが重要な人」とか、他にも……
とにかく淡いくすみのない色が大事
グレイッシュな色であることが大事
とにかく暗い色であることが大事」などいろんなタイプの人がいて。

ブルべはこれ、イエべはこれ!ではなくて、「どのポイントが自分には大事か分かる」のがプロ診断の良さなんだと思います。それは人それぞれ違って、だからこそ「パーソナルカラー」なんですね。

「どのポイントが大事か分かる」=「絶対外せないポイントが分かる」ということ。それさえ押さえておけば、挑戦もしやすい!と思う!
   
PC診断の結果を受けてそれに縛られてしまったら嫌だな~とぼんやり思っていたこともあったんですが、中途半端な知識にこそ縛られてしまうのかもなと今回思いました(深い)。
気にし過ぎず、ないがしろにし過ぎず、パーソナルカラーはおしゃれを楽しむ選択肢のひとつに出来たらいいな!


さて、ではどうして「実際には鮮やかな色が一番似合う」私が「パステルカラーのイメージ」と言われがちだったのか…その謎はパーソナルデザイン診断で解決されるのであった…!(どーん!)