[diary]09/18 こいそがしいいちにち

■こいそがしかった。
あっちこっち行った。無駄足になったり、用事が思いがけず長引いたり、かと思うと変更になったり、キャンセルになったり、唐突に予定が入ったり。
なんかピンボールみたいな一日だった。

■またひとり、強くてかっこいい人が、行ってしまった。
取り残される気持ちは、歳をとるたびに切実なものになる。ただ同時代にこの世界にいてくれたことに感謝することしかできない。

■そんな日でも、ちょっと楽しいことの準備も隙をみて進める。
これどうかな、いやちょっと無理かな、こっちのほうが喜んで貰えるかな、とか考えるだけで楽しい。
最近「はじめてのこと」が多いなあ、と思ってみたりもするけど、よく考えたら去年の暮れくらいからずっと続いている。そういう時期なのかもしれない。楽しいのでヨシ。

■『神々のたそがれ』が無性に観たくなる。
年に2回くらい起きる現象なので、Blu-ray買ってしまってもいいのかもしれない。でもそれ言ったら『ニーチェの馬』も欲しい。増殖しつづけるDVD。

■Maison Violetが気になる。しかし、日本での取り扱い、なし。嗚呼。

■そういうわけで、いま、ようやく一息。
今日は暑かった。ひざしがつよい。
夕方、自宅ちかくを歩いていたら、金木犀のにおいがふいっとただよってきた。あまりにも早いので半信半疑で、「ほ、ほんとはトイレなんだろ？騙されねえぞ？」と思ってしまった自分がちょっと悲しい。あのちかくには金木犀が植わっていたはずなので、気の早いやつが咲いた可能性はある。
しかしそこからマンションはさんで反対方向のご近所さんの百日紅も満開なんだけど、どうなってんの。
夜からいきなり強い雨。あしたは曇りくらいがいいなー。