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暮らしと服

裸で歩くわけにいかないから
毎日、人は、何かしらを着てるのです。
赤ちゃんも、おじいさんも
おばさんも、お兄さんも
お父さんも、女の子も。

まず下着や靴下を身につけて
肌に直接触れるこれに関しては
基本的に、毎日洗濯するわけでしょ。
汗をかく季節なら、
日に何度か変えることもあったりしてね。

そして、その日の気温や天気にも合わせて
会う人や行く場所や予定にも合わせて
着るものを選びます。

家にいるための服、
出かけるための服、
仕事のための特別な服、
スポーツするための服、
アウトドアで過ごすための服、
眠るための服など
1日の中で何度かは着替えながら
暮らしているのですよね。

それぞれが、それぞれの目的で
服を着て、服を着替え
そして、清潔なものを身につけるために
洗濯や手入れを
繰り返しているのです。

そう思うと衣食住それぞれに、
エネルギーも、時間もかかるけれど
「衣」にかかるものも半端ない。
”おしゃれ” っていう別の角度の
プラスアルファを別にしても、
ただ、毎日何かしらを着るだけでも
なかなか大変なことだと思い至ります。

家族が多くて、これをお母さんが
一手に引き受けているとしたら
膨大な仕事量ということになります。

洗濯ということで考えると
着るもの以外に身体を拭くものや
眠る時に使うもの
家を整えるために必要な
布類もあるわけだし。

みんなね、
軽やかにやってるようだけど
いやいやなかなかこれは
大変なことなんだよね。

毎日のことだから
大事な家族に清潔なものを
着てもらうためだから
その役割になってる人は
頑張れるのだと思うけれど
本来は、それぞれが自分の生活は
自力で管理するべきなんだけどね。

1日24時間しかない限られた時間の中で
さまざまな営みを
しなくちゃいけない毎日。
そういう毎日の中で
必ず身につける洋服というもの。

あまり複雑に手がかかるのも
あまりにたくさんありすぎるのも
それを管理する役割の人にとっては
負担が大きくなるのだな。
なんてことを改めて考えました。

暮らしの中の洋服。

心地よく過ごす時間の中に
自然にあれるものであって
そして、その上で
嬉しい気持ちにさせてくれるものが
あるといいよね。

それは普通の
普段の服だけじゃなくて
ちょっとおいしいものを
ちょっと特別な場所に食べに行く時とか
ちょっと遠くまで
列車や飛行機に乗って出かける時とか
いつもと違う空間を楽しむ時間には
やっぱりいつもと違う
装いをしたいものです。
それがその時間を楽しむことの
大事な要素でもありますものね。
忘れそうになってる感覚だけど。

暮らし というのは
ハレとケが連なり重なっていくもの。
ハレを封じられているような毎日。
動き出せる日を楽しみに
今日もまた、普通の毎日を
でも、それなりに楽しみながら
過ごそうと思います。

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