見出し画像

この春でインテレオンVに入門する君たちへ。

どうも、チーム東横線の陰者担当 たけ(@pcg_ty)です。
先日ついに「インテレオンVMAX」のキョダイマックス姿のカードが公開されました。待ちに待った、と言ったところです。

今回はそんなインテレオンVMAXキョダイマックス(以下キョダイインテVM)と通常のインテレオンVMAX(以下インテVM)の比較や、考察をしていきたいと思います。

※トップ画像は リスペクトしております、ライバロリ(@raibarori)さんより使用許可を得ております。個人的に好きな動画なので この春で卒業する君たちへ。 (ライバロリさんのサブチャンネル 原田バロリチャンネルより)も、ぜひご覧ください。突然の意味不明なDMに返信くれたバロリさんに感謝。

○キョダイインテVMの性能について
○キョダイインテVMとインテVMの比較
○キョダイインテVMと相性の良いカード群
○デッキ考察


○キョダイインテVMの性能について


ついでなので新規インテ(以下新インテ)のことも書きます。
まずは新インテ

画像1

新インテの性能
HP200
🌀✳️なみのり40点
🌀🌀✳️アクアバレット120+ベンチ20
⚡️弱点 逃げエネ②
上技は、通常インテの1エネねらいうち40ベンチ狙撃可能の方が圧倒的です。しかし、下技のアクアバレットは、通常インテの無駄ハンドカンニングより、10点低い代わりにベンチ20狙撃ができます。

次にキョダイインテVM

画像2

HP320
特性ダブルシューター
手札の🌀エネ1枚捨てて相手のベンチ2匹に20ダメカンを乗せられる。
🌀✳️キョダイウズマキ 70+
こいつのエネ1枚手札に戻せば140点になります。

どちらのインテレオンも「れんげき」に属するポケモンとなります。

○キョダイインテVMとインテVMの比較


従来のインテVMたちの性能も踏まえて比較考察していきます。

従来のインテたち

画像3

画像4

それぞれの性能はカードテキストをご参照ください。細かな説明は省きます。

まず新規と従来の大きな違い

①「れんげき」のポケモンであるか、そうでないかの差
この差は実はかなり大きいです。「れんげき」に属するだけで恩恵を受けられるトレーナーズやエネルギーがそれなりに登場しており、何より

画像20

「どんどん呼ぶ」を使えるメッソンで新インテを持ってくることができるポイントが大きいです。これで、インテVMデッキの課題であった「進化前のインテVが絶妙に弱い」を克服できました。(どんどんよぶで呼ばなかった点、1エネベンチ狙撃可能40は強いが、3エネ130手札除き見るだけは絶妙に使えるようで使えない点など)

②特性の有無
これも結構大きな差です。従来インテVMは特性を持たないため、「頂への雪道」を貼られてもキツくない、どころか自分で貼って相手を止めつつ自分は

画像21

裏工作で好きな時に好きなトレーナーズを触ったりできるという利点があります。

しかしキョダイインテは特性があるが故に雪道が非常に使いにくいです。自分ターンの最後に雪道を貼って相手ターンの蓋をしつつ、自分ターンになったらリセホマーシャドーや他スタジアムで割る選択肢もありますが、それは「黒馬バドレックス」だから取りやすい戦法であって、リセホマーシャドーに触れにくいインテVMでやるべきことではありません。(YouTubeチャンネル「おのでぃのおもちゃ箱」にて チーム東横線の黒馬紹介動画がアップロード予定のため、そちらもご参照ください。)

とは言え、キョダイインテVMの特性ダブルシューターは、水エネをコストにクイックシューターを2匹に同時に飛ばせると考えたら、有用な特性なのでこれを活かした戦い方が大切でしょう。

「ダブルシューター」を使う上で気をつけておきたいことがひとつあります。それは

手札の🌀エネルギーしかトラッシュできない

ということ。これは「手札の基本🌀エネルギーしかトラッシュできない」ということであり、特殊エネルギーは対応していないということです。ここは間違えやすいところなので、しっかり覚えておきましょう。

③技の効力及び「れんげき」の一文
今回のインテはどちらも「れんげき」に属しているため、どんどん呼ぶメッソンで呼べること以外にも、「れんげきエネルギー各種」に対応していることも大きな差です。

よって、2エネキョダイウズマキも

画像5

こちらを使えば実質1エネで撃つことができます。1エネ70点、手札に戻せば1エネ140点を連打できる、ということですね。さて、Twitterでも話題に上がっていましたが、この「エネルギーを1枚手札に戻す」効果が、実はデメリットに見えてメリットになる…というパターンがあります。それは

画像6

このカードを無理なく活用できる点にあります。
エネルギーを自ら剥がす…という点では、「れんげきウーラオスVM」でも使用を検討されていました。(ほんまか?
要するに、「モミで回復しながら140と20×2匹を撃ちながら戦う」ことができる点が、今回のキョダイインテの強みの1つになるわけですね。れんげきウーラオスとの違いは、れんげきエネがトラッシュに行かないということにあります。よって、マリィやリセットスタンプで流されない限り、連続で技を打ちつつ回復できるということになります。

また、インテVに関しても、何度も言いますが、メッソンでどんどん呼ぶことができるため、れんげきに属する新インテV採用がほぼほぼ確定になると思います。

さて、ここまでキョダイインテVMを推す紹介をしましたが、皆さん忘れてはいけません。従来のインテVMが持つ技の美しさを…。

○ハイドロスナイプ60点、相手のエネ1枚バウンス
○ダイバレット160点、相手のベンチ1体に60ダメージ

キョダイインテVMは打点140に特性で160…とお考えの方もいるかもしれませんが、ダブルシューターはあくまで ベンチに乗せる特性 であるため、バトル場のポケモンには意味がありません。この20点の差が、重要なポイントになります。

キョダイインテVMでの打点ライン
○140→1進化非GX/Vを倒せるが、Vポケモンはほぼ倒せない
○280→三鳥GX以外のおまもりなしTAG teamGXを倒せる
○420→VMを含むすべてのポケモンを倒せる
インテVMの打点ライン
○160→デデンネGXまでのポケモンを確定1しつつ、後ろに60点
○320→一部VMポケモンを除き、ほぼほぼ倒し切れる+後ろに60点
○480→すべてのポケモンを倒しつつ後ろも60

技2回で倒せるラインが大きく異なる

わけですね。よって、構築には次のような選択肢が生まれます。

①キョダイインテVM主体の耐久ばら撒きデッキ
②インテVM主体/キョダイインテVM両立のばら撒きの鬼デッキ
③キョダイインテVM主体/インテVM両立のばら撒きの鬼デッキ2
④新インテVのみ採用、キョダイなし、インテVMデッキ

詳しくはデッキ構築のところで書きます。たぶん。体力があれば…。

○キョダイインテVMと相性の良いカード群

お次はキョダイインテVMのお供に使えそうなカードの紹介です。

画像7

①クイックシューターインテレオン
このカードは、裏工作のジメレオンから進化でき、特性で「相手のポケモン1匹にダメカンを2個のせる」ことができます。ベンチだけじゃなく、バトル場まで対応。つまり、前項で紹介した打点ラインを140→140→20で誤魔化すことができるようになります。2進化ポケモンであるため、2ターン目から160で!とすることはできません。インテVMともかなり相性の良いカードになりますが、キョダイインテVMと組ませることで、毎ターン20を3回ばら撒けるというイメージになり、場合によってはベンチのHP60しかないたねポケモンたちをまとめて狩り尽くすことも夢じゃない…?かもしれない。

画像8

②いやしジャマーミミッキュ
インテVMにおいてもそうでしたが、キョダイインテVMは特に、相手にHPを回復されることがしんどいカードになります。そのため、回復を封じることのできるこのカードは、そこそこ高相性になるのではないでしょうか。「ダイ木の丘」も検討しましたが、キョダイインテVM主体であれば、要らないです。自分も回復できないから。

画像9

③シャドーボックスミミッキュ
前回紹介したスピードインテレオンとか言うデッキでも採用していたこのカード。今後の活躍についてはわかりませんが、MMやディスクリロードシルヴァディGXを止めることができるカードとして、やはり採用を検討してもいいかもしれません。ただ、環境によってはお荷物になるため、環境読みが大切です。

画像10

④かいしゅうふうじバリヤード
ベンチの非GX/Vを狩り取る上で最も嫌なことは、回収ネットで回収されてしまうことです。最近では「でたとこサーチ」のエルフーンを採用するデッキもあり、回収ネットが入ってくることもそれなりにはあるため、バリヤードも採用を検討しても良いカードだと思います。(とは言えこちらも環境次第なので、優先度はそこまででもないです。)

画像11

⑤ひきよせのうずフィオネ
このカードは、このカードを山の下に戻すだけで相手にだけ「あなぬけのひも」を強制するカードになります。キョダイインテVMの特性は、相手のバトルポケモンにダメカンを乗せることができないため、ひきよせのうずで無理やりベンチから引きずり出しつつダメカンをばら撒いていくことができるようになります。また、1:1の状態で相手がターンを返してきた場合は、擬似的なボスの指令と同じ扱いになるため、相手の盤面をぐちゃぐちゃにしてやりたい方は採用を検討しましょう。

画像12

⑥メロン
このカードは、キョダイインテVMの特性で落とした🌀エネルギーを場のVポケモンに付けつつ、う↑え↓から3枚!(おのでぃのおもちゃ箱参照)することができます。エネルギー加速としてもドローソースとしても強いカードですね。個人的には3〜4採用したいカードです。可愛いし。

画像13

⑦キャプチャーエネルギー
これもベンチにれんげきポケモン以外を呼びたいときに活用できるカードになります。どんどん呼ぶが無職1エネで撃てるため、無理なく採用できるカードになります。キョダイウズマキによって手札に戻せば再利用可能で、フィオネをもっかい呼び出す!メロンとキャプチャーでエネ加速しつつフィオネ!みたいなうざったいことも実現可能…?優先度は高めに考えています。

画像14

画像15

⑧巻物各種
これらはダブルシューターやクイックシューターでばら撒いたやつに、更に技でばら撒きたい!キョダイウズマキの打点不足をワンチャン補いたい!というときに使えます。これから流行るか謎なハピナスVや、4エネセキタンザンVなどにはまだ有効ですが、環境トップは3エネまでで殴るやつらが牛耳っているため、あまり活躍の場はないかもしれません。マルヤクデVとかも増えたら、あるかもしれません。

画像16

⑨やまびこホーン
トラッシュのたねポケを相手のベンチにシューーーー!超ォ!!エキサイティィーーーーン!
したい人におすすめです。これでベンチを埋めてやりつつ、280で倒せるポケモンやシューターでダメカン乗せる作業で倒しやすいポケモンを相手に押し付けてやることができます。わざとベンチを埋めさせる行為自体は強いですが、そこに枠を割くなら攻めのカードを入れたい!って人には、不要なものかもしれません。

画像17

⑩裏工作インテレオン
紹介の順に優先度は関係ないため、画像欄の都合で10番目に来ています。ただ、優先度は高いカードです。1枚は欲しい。こいつがいれば、こいつとキョダイインテVMの特性で上手いことジュナイパーも視野に入れられると思います。思うだけ。試してないのでまだわかりませんが。

画像18

11 混沌のうねり
キョダイインテVMの特性は、かつて存在したジュナイパーGXと似たような特性で、使いこなせるととても強いものです。その特性を消してくる 「頂への雪道」を止めたい、死守したい、そんな人は最優先に採用するスタジアムになります。

画像19

12 トレーニングコート
かつて うっつーさん(@u2ttsu)というジャッジもできる、黒馬バドレックスVMのSAを当てた人が言ってました。トレーニングコートが強いんですよ…と。
手札の基本🌀エネルギーを積極的に捨てていくキョダイインテVMとの相性は良いスタジアムになっています。しかしながら、相手にも利用されてしまうため、それが嫌だなぁと感じる人は、エネルギー回収を採用してもいいかもしれません。自分がしたいことと相談して、うねりとコートのどちらにするか決めていきましょう。

画像22

13バスラオ
最近発表された、相性がいいとかそういうレベルではないカード。
このカードの登場により、キョダイインテVMメインで戦っても全然強いぞこいつ!ってなりました。
素点30点+相手のバトル場のダメカン×10追加…しかもこれは れんげきエネルギー1枚で打てる という、高性能。採用しない理由がないカードです。

ひとまず相性の良さそうなカードの紹介は以上になります。

デッキ構築の案がまとまり、おのでぃのおもちゃ箱にて紹介してもらえることになったので、レシピと簡単な回し方を紹介します。

○デッキ考察

今回考えたデッキがこちら
主な採用理由と、立ち回りを書いていきます。

画像23

○フィオネ
前述のとおりです

○れんげきメッソン3、裏工作ジメ3、裏工作インテ1、クイックインテ2
後どんどん呼ぶが強いです。4だと邪魔になる盤面も多く、どちらかというとキョダイインテVMを立てたいため、3。
インテは裏工作1でクイックが2な理由としては、ダメカンを乗せていくことを優先したいからです。

○れんげきインテV4、キョダイインテVM3、インテVM1
インテVMを1採用してる理由は、やはり160+ベンチ60の性能は無視できない強さであり、ダブルシューター、クイックシューターと合わせてサイドを一気に取り切れることにあります。

○バスラオ2
れんげきに舞い降りたメシア。キョダイインテVMのキョダイウズマキ140を乗せておけば、310までバスラオで倒すことができます。インテVMのダイバレットで160乗せておけば350まで倒し切れる、鬼のような強さを誇るカードです。真の二撃必殺はこいつのこと。

○クイボ、レベボ、通信、おこう4-2-2-2
ここの枚数は好みが出るかもしれません。
回す中で調整してみてください。

○ふうせん、穴抜け2-2
ポケモン入れ替えは採用してません。回し方によっては、ひもより入れ替えの方がいいかもしれませんね。ただ、ベンチの相手をバトル場に引き出してバスラオに刈り取らせることもできるので、ここも回しながら調整してみましょう。

○リセスタ1
1じゃ足りない人もいるかもしれませんが、このデッキは博士の研究やデデンネGXを採用しておらず、不用意にトラッシュに送り込んでしまうことも少ないです。そのため、必要な時に、一発だけ使うカードって認識でいてください。

○エネルギー回収1
ダブルシューターで打ったカードを回収してまたダブルシューターのコストに、それを次のメロンで回収。

○メロン4
大好きなメロンさん。溶接工でもわかりますが、エネ加速しながらカードを引ける、弱いはずがない。

○ボスの指令3
このデッキはベンチにダメージをばら撒くキョダイインテ主体なため、ばら撒くだけばらまいた後キョダイウズマキや、きずにむらがるで、仕留めていきたいため複数採用。

○シロカト2
水エネをトラッシュに置きながら、ボスやモミを回収したり、ドローしたりできます。不用意にカードをトラッシュしたくないこのデッキにおいて、博士よりはこちはが優先される気がします。

○マリィ3
上述の通り、手札をトラッシュせず、リソースを温存できるため。ついでに相手がバグれば最高。

○モミ1
キョダイウズマキをれんげきエネで打った後、エネなしでダメージを食らったなら使いましょう。ノーコスト全回復は、弱いはずがない。

○トキワの森2
水エネを持ってきたいため。バケツではない理由は、相手の雪道を割りつつエネルギーを補充したいため。トレーニングコートでも良い気がしますが、個人的にはメロンのために、エネルギーをトラッシュに置いておけるトキワの森を優先しました。

○基本水7 れんげきエネ2
少なめになっていますが、枠の都合で。
バスラオで奇襲をかけたり、モミで全回復したりしたいので、れんげきエネは絶対採用しましょう。無いと、メロン頼みのデッキになってしまいます。

書いてて、基本的な立ち回りも採用理由に簡単に書いてしまった気がするので、詳しくはまた後日、体力がある時に書き足そうと思います。


この記事を読んで、少しでもインテレオンVMやキョダイマックスインテレオンVMに興味をもっていただけたら嬉しいです。
こんなの弱いわ、試す価値ないわ」で終わるのではなく、どうやったら強くなるかな?って考えながらデッキ作ると、ポケカの楽しさが増えると思います。
全てのカードに可能性があるはずなので、あれこれ皆さんも試してみてください☺️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?