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【無料に変更】サーナイト解説 PJCS2022シニアチャンピオン→PJCS2023シニアベスト8

はじめに

こんにちは。チェトと申します。この度PJCS 2023にてベスト8になることができたのでnoteを書くことにしました。
自分のアカウントを作ってnoteを書こうかと思いましたが、親が運営している小平PCGの宣伝も兼ねてこちらで書いてみました。

これまでの経歴

CL2017千葉ジュニア準優勝
CL2017大阪2ジュニア準優勝
日本チャンピオン決定戦2017ジュニア3位
2017CSPランキング1位
WCS2017ジュニア10位
PJCS2022シニア優勝
🆕PJCS2023シニアベスト8

デッキの選択理由

まずは色々なデッキを触ってみるところから始めました。

ロスト系
回していてすぐに気づきました。アクロマが手札にあることが無い。どうやらアクロマにめちゃくちゃ嫌われてました。そのためすぐにやめました。今後もできれば使いたくない。

ルギア
安定しない。回ったら強いけど予選は1敗までに抑えなければならないので断念。

アルセウスギラティナ
1ターン目に手張りできない試合が絶望。相手の運に何試合も頼らなければならない。でも安定感はあるので悩みました。

サーナイト
アルセウスギラティナより安定度は低いもののボール1枚からのミュウでバトルVIPパス引ける点、リファインで欲しいカードに触れる確率が高いのが裏工作と少し似てる気が。なのでサーナイトを選択しました。

ここまでが無料となります。
有料部分には、
DAY1とDAY2で使用したデッキの画像。
採用カードの説明。特に他の方のサーナイトデッキとの構築が違うカードや、DAY1とDAY2で変えたカードの説明。
有利を取れないデッキへの各対面の戦い方。
などを書きました。

使用したデッキ

DAY1   kbFfkw-Pij9h7-kk5FV5
DAY2  vFkVFV-X5jfpW-kbffkF

採用理由(悩んだところだけ)

サーナイトex  2枚
安定して飴進化するためには3枚欲しい。でも、1試合で多くて2枚使う。釣竿で戻せばいいので最低限の2枚。

キルリア(ミラージュステップ)  1枚
バトルVIPパスなかったときの保険。

クレセリア DAY1:2枚 DAY2:1枚
Tier1はサーナイトとロストだと思い、その2つのデッキに1枚は確実に使うので2枚採用。2体態勢+災いの荒野でエネルギーの節約をしながらムーンライトリバースが打てるようになるのも良い。取り敢えずにげてバトル場で壁になってくれるのも嬉しいし、ヒモのケアにもなる。優秀。
DAY2では空の封印石を入れるために泣く泣く抜きました。本当は2枚入れたかった。

博士の研究 3枚
序盤に打つと後半の圧縮率が格段に良くなるので引きたいカードが引きやすくなる。ミュウと合わせることでふしぎなアメ進化も言いやすくなる。ともだちてちょうとの相性が凄くいい。気をつけないといけないのがすごいつりざお、ともだちてちょうを博士の研究でトラッシュしたとき。後のケアをしっかりとする。サーナイトミラーのときに2回以上打ちたい。

ナンジャモ DAY1:3枚 DAY2:4枚
DAY2では、レベルボールを抜いて増やしました。DAY2はクレセリアが1枚無い。技の受け手が少ない分、ロストに対抗するために相手の邪魔をして技を打たせないことを目指しました。お陰で後1と先2も安定してサポートが打てます。

スタジアム2枚について
崩れたスタジアム 1枚
ロストバレットにダメージが乗った自分のポケモンをトラッシュするのに使います。雪道を割るときにベンチを5体残さないといけないことがあるので2枚は使いません。

災いの荒野 DAY1:1枚 DAY2:無し
「にげる」を邪魔できる点、クレセリアの連発を助けてくれる点、どちらもロストに対して働く。ナンジャモと合わせて効果的に使っていきたい。
DAY2はシンオウ神殿入れるために諦めました。

シンオウ神殿 DAY1:無し DAY2:1枚
基本ルギアに使うが、先攻取れれば勝てるし、後攻だった場合ルギアあるあるの事故を祈ればなんとかなるのでDAY1は不採用。
DAY2では予選でインテレオンウーラオスが多かったことと、BO3はルギアが強いと思ったのでシンオウ神殿にしました。

ボウルタウン 不採用
Tier1のロストの速度を上げてしまうため不採用。ただでさえ速いのにもっと速度をあげられたら間に合わない。

空の封印石 DAY1:無し DAY2:1枚
1勝をもぎ取るカード。今回はターボパルキアに使用して勝つことができた。これがないと勝てなかった。
BO3では試合数が増え、使う機会も増えると思ったのでDAY2だけ採用。

各対面の戦い方(特に意識したこと)

サーナイト(ミラー)

1番意識しました。先攻でも後攻でも勝てるように練習しました。結論から言うと後攻は辛い。だから勝つ方法はまずは先攻を取る。そうすると基本勝ち。
なので後攻の返し方を説明します。
ミラーの後攻は相手にサーナイトexを倒されず、自分が最後にサーナイトexを倒すことをしなければならない。そのためになにをするか。

まず後攻はバトル場にミュウを出す。
理由としては、バトルVIPパスを打ってラルトスをできれば3体は置きたいから。3体置くと相手の先2のクレセリアから復帰できること可能性がある。
もう一つの理由は後2でサイドを取らないと間に合わないから。サーナイトミラーは2枚サイド差ついたら相手が大きなミスをするか、先攻の方がザシアンスタートでないと100%と言っていいくらい勝てません。なので後2でサイドを取るのが絶対条件。後2でサイドを取るにはサーナイトexを立てなければならず、ふしぎなアメを使う為、ミュウがほぼ必須。そして、クレセリアで相手のキルリアを倒す。そのときにミュウにサイコエンブレイスしてからにげてダメカンが乗りエネルギーが3枚でキルリアを倒せるのでエネの節約にもつながります。
次にクレセリアでムーライトリバースを打ちながら相手のクレセリアに打ち勝つこと。どういうことかと言うと、こちらがムーンライトリバースを言った返しのターンに相手がムーンライトリバースを言えないターンをつくりながらこちらががナンジャモすることです。そうすると相手はサーナイト(ブレインウェーブ)でこっちのクレセリア倒すしかありません。そうすると相手のナンジャモの耐性が一気に低下します。さらにこちら側のサーナイトexを倒すことができるのがザシアンVしかいなくなります。
最後にすごいつりざおでラルトスを戻しながら(ゲッコウガがでている+トラッシュのエネルギーが足りてる場合はエネルギーも戻す)もう1度ナンジャモを打って相手が止まるのを祈る。ラルトスを出すことでこちらのナンジャモ耐性が上がる。相手は手札が2枚なので基本止まるはず!こちらがナンジャモ受けてもキルリアに進化してザシアンVとボスをそろえて勝ち!

という流れです。もちろん止まらなかったら負けですし、クレセリアで打ち勝つにはエネルギーを相手より効率的に多く落とさなければならなりません。そのときに使うのが博士の研究。エネルギーを落とす役割と7枚引き、エネルギーを引く役目がある。こうすることで、エネルギーを落としやすくしています。

序盤
博士、博士、
中盤
ナンジャモ、ナンジャモ、
終盤
ナンジャモ、ボス、が理想です。
ボスで終わらす前の2ターンはしっかりとナンジャモしましょう。
※JCSでは後攻でサーナイトとやってません。ラッキーでした。

ロストギラティナ

基本きつい。なにがきついかと言うとロストの高速の動きをされながらそれのケアとスタジアムの管理をするのが激ムズだからです。後1でウッウ(おとぼけスピット)でサイドを1枚取られるとかなりしんどいです。
ではどうすれば勝てるかと言うと、クレセリアでおとぼけスピットを2回受ける、または、クレセリア&ゲッコウガでおとぼけスピットを耐える。とにかくおとぼけスピットをラルトス、キルリアで受けないことです。そして最後にギラティナを確実に倒す札を持つことです。

ロストバレット

ロスギラよりはマシだか、少しきつい。やはり高速で回されると負ける。クレセリアで耐えることが大切。ロスギラと違い、崩れたスタジアムをダメカンが乗っているポケモンを捨てるために使えるので少し楽。ナンジャモで相手のロストマインを遅らせましょう。最速ロストマイン言われたらかなり厳しいです。バレットは基本サーナイトexをダメージがのってないと倒せないのでクレセリアでエネルギーをつけるのをサーナイトexに2枚はつけます。
DAY2の負けはアクロマを1試合で4連続打たれました。しかも2試合連続で。今回の準優勝の方です。強過ぎました。

アルセウス系

2-2-2で倒す。メモリースキップでアルセウスに10ダメージ乗せる。10ダメージ乗ると270で倒せるのでサーナイト(ブレインウェーブ)で倒しやすくなるのでとても効果的。クレセリアでエネルギーをつけるのも効果的。サーナイト(ブレインウェーブ)×2で4枚、ザシアンで2枚サイドを取る。ラルトスをしっかりと並べることが1番重要。雪道注意。

当日のマッチング

DAY1
1戦目 先 アルギラ 勝
2戦目 先 サーナイト 勝
3戦目 後 インテウーラ 負 優勝者🥇
4戦目 先 ロスリザ 勝
5戦目 先 一撃ルギア 勝
6戦目 先 サーナイト 勝
7戦目 後 フュージョンミュウ 勝
8戦目 後 アルジュラヌメルゴン 負
トーナメント30位

DAY2
1戦目 先後 インテウーラ 勝勝
2戦目 後後先 ターボパルキア 勝負勝
3戦目 先後先 ロストカイオーガ 勝負負 準優勝者🥈

最後に

最後まで読んでいただいきありがとうございました。自分は今回WCS横浜の権利を持っていませんでした。なのでベスト8以上が目標だったので達成できてよかったです。連覇とはなりませんでしたが、最後は清々しいほどの負けだったので悔いはないです。
練習してくれた方々、DAY2前夜に調整に付き合ってくれた方々、本当にありがとうございました!
この記事を読んでくれた皆様にも感謝です。
WCSも頑張ります。

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