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発見と共有が大好きです。フリーランス複業20年を超えました。学びや変化に向かう方の伴走…

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発見と共有が大好きです。フリーランス複業20年を超えました。学びや変化に向かう方の伴走&余暇の場づくりに関わる活動をしています。主な仕事はキャリア支援 / PCトレーナー / フラワー。学びはグリーフケア / マナー / コーアクティブ®・コーチング / NVCなどなど継続中。

マガジン

  • 講師業

    もはや私の携わっている講師業もキャリア支援も制作業務も学びも日常も、すべて混ざり合って分けられるものではないようにも思うのですが、講師業にフォーカスした記事が増えてきたのでココにまとめてみました。

最近の記事

添削業務から考えたこと

1か月1本程度のペースで文章を書けたらいいなと考えていたのですが、4月はめまぐるしく過ぎ、気づけば5月になっていました。 連続投稿は19カ月だったようです。 * 私は若年者のキャリア支援現場で業務に就いているのですが、毎年この時期は応募書類や授業課題の添削に追われます。 4年生は就職活動ピークで応募書類作成を、各学年では新学期のキャリア授業等で大学生活の過ごし方を考えアウトプットする時期で、何かと「書く」シーンが多い時期です。 私が携わっている数年、お若い方々の文章に傾

    • 講師としての優先事項を考える

      講師として「受講生のニーズを優先できているかしら?」「自分がやりたいことを最優先してはいないか?」と、点検する時間を最近意識して設けています。 講師業には「想い」が必要な面があるため、うっかり受講生ニーズと少しずれたセミナーや講座を実施してしまう恐れがありそうだなあと。 最近あちこちで、講師を始めたばかりの方々とご一緒する機会が増えているのですが、「講師がやりたいことを最優先しているかも?」と思われるシーンに出会うことが複数ありました。 そこから色々考え始めて、「受講生の

      • 私の中のグリーフの話

        昨年から少しずつグリーフケア(喪失の悲しみから起こる断絶感から結合感へ、再びつながった感覚を取り戻す方向への支援)の学びを重ねています。 継続学習のなかで「哀は愛」という言葉に触れました。 「グリーフケアをおこなうということは、最終的に哀しみの奥にある愛に触れさせていただくこと」というお話です。 このお話を初めて伺ったのは昨年のことでしたが、当時私には知らない感覚で「そういうものなのだな」と思いながらも大変印象に残ったことを覚えています。 近頃になり自分にとっても、また

        • 「愛着」に注目

          「愛着」に関する本を複数冊読みました。 全て、精神科医で医学博士の岡田 尊司さんのご本です。 定期的に仕事で訪問している某現場では、時々「愛着」の言葉を聞きます。 パソコン講座の担当なのですが、担当の方から「コミュニケーションや愛着といったところで前進できた人もいたよう。」と、フィードバックをいただき、「愛着とは?」と疑問を持ったのです。 偶然岡田 尊司さんのご本に出会ったのですが、大変興味深く勉強になりました。 4冊まとめてしまいますが、メモ。 「愛着」とは。わかっ

        添削業務から考えたこと

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        • 講師業
          16本

        記事

          微傾聴が作るよき居場所

          毎年お正月は、ファーストフード店で、あれこれ思案にふけっていることが多いのですが、今年はなぜかお店が混雑していて、三が日は1度しか行くことができませんでした。 そのようななか漂着したカフェで考えたことを、徒然メモ。 * この日のカフェは、常連さんと店員さんが気軽に会話をするような雰囲気だったのですが、ホールご担当のお姉さんの声がすごく大きくて、「すごく!」会話が響いていました。 そこで聞こえた、おかしな会話。 現場の会話そのままではないのですが、イメージ、こんな感じで

          微傾聴が作るよき居場所

          東畑 開人『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書』読書感想文

          臨床心理学をご専門にされている東畑 開人さんのご本が興味深くて、昨年から少しずつ、継続して数冊読んでいます。 読みやすいのに、すぐには感想文を書けないような、読みごたえがあります。 『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書』も、1回読んだだけではとらえられず、昨年末から今月にかけて繰り返しパラパラして、ようやく少しずつ見えてきた感じです。 * 大学院を卒業した臨床心理士の「僕」は、就職活動に苦戦するなか、奇跡的に(?)出会えた「沖縄の精神科デイケア」の職に就きま

          東畑 開人『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書』読書感想文

          2023年を振り返る

          2020年頃から毎年、街なかの花や植物の写真を撮り続けるという趣味を始めてから、1年とは世界が一回転することであると気づきました。 1年が水仙の開花からスタートし、様々な花が咲き、実をつけ、花や葉を落とし、次のスタートのために力を蓄えます。 春・夏・秋・冬をめぐり、新しい春につながる。 これまで「1月1日」が日々の暮らしの連続と考えていた私にとっては、大きな気づきでした。 人間も自然の1部として生きていると考えると、一回転の終わりと始まりには、自分の足跡や変化を捉え、1

          2023年を振り返る

          平野 啓一郎さんの提案する「分人」という考え方を知って。

          読書というと、業務で必要に迫られて読むばかりで、「読みたい本を読む」という意味ではあまり、おこなってきませんでした。 今年、時間にすこし余裕ができたこともあり、私にとっては本を読む量が増えました。 移動中に読むことがほとんどで、1月に1冊~3冊程度と、スローペースですが、静かに楽しいです。 やらなければいけない勉強もあるなかで、読書に没入することを困っている私もいながら、もう一人の私が、Amazonの「対象タイトル50%還元」のキャンペーンをいいことに、リスト登録していた

          平野 啓一郎さんの提案する「分人」という考え方を知って。

          講師の影響力

          講師として関わった、あるワークでの出来事。 参加者のワークのアウトプットが、直前に私の話したエピソードに引っ張られることを目の当たりにしました。 これまで、様々な講師が行う同じワークを観てきた経緯があったため、この日のアウトプットが、その時の「私」の関わりゆえの結果であることに気づいた瞬間でした。 働きかけとか、力が動くとか、影響力ってこういうことなのかと、ハッと。 場には、集う人々が持つ様々なエネルギーがあり、それぞれが影響しあってのアウトプットで、その場から何かを

          講師の影響力

          グリーフケアの学び、基礎を終えて。

          グリーフケアを学び始め、3カ月弱。 養成講座に通いはじめ、基礎編が終了しました。 グリーフとは、「喪失の悲嘆と反応」。 (かなしいとかつらい気持ち、それだけでなく、食べられない寝られないなどの「反応」をふくめた言葉。) グリーフケアは、喪失の悲しみから起こる断絶感から、結合感へ、ふたたびつながった感覚を取り戻す方向への支援、と、教えていただきました。 * 私はキャリア支援の業務を行っておりますが、今年に入って、喪失体験のさなかにある方に出会うことが多くありました。

          グリーフケアの学び、基礎を終えて。

          ネガティブ・ケイパビリティに興味。

          心赴くままに学び、書籍を手に取り続けていたところ、離れた場所での学びがあちこちに書いてあり、耳にし、つながりが生まれ、世界が生まれ、パーツが集まりだし、私がいたいと願う、世の中には名前のない世界が立ち上がりはじめる、おもしろさ。 ↑我ながら文章が長い。 複数の学びを進める中で、 いま、ネガティブ・ケイパビリティが面白く、興味を持っています。 正解がある世界、言葉で描く世界で、長く生きてきた私ですが、 その一方で、言葉の不自由さに、もどかしさや時に憤りを感じ、 「正解」や

          ネガティブ・ケイパビリティに興味。

          以前記事にアップしました、CompTIA CTT+ クラスルームトレーナー資格(ITに限らないインストラクター資格)ですが、無事に合格することができました。https://note.com/pc_nokoto/n/nbb48d5fab005 本日、ポストに合格証とカードが届いていました!形になって、嬉しいです😊

          以前記事にアップしました、CompTIA CTT+ クラスルームトレーナー資格(ITに限らないインストラクター資格)ですが、無事に合格することができました。https://note.com/pc_nokoto/n/nbb48d5fab005 本日、ポストに合格証とカードが届いていました!形になって、嬉しいです😊

          グリーフケアを学ぶ

          グリーフケア(喪失によるグリーフ(悲嘆)からおこる困難や負担を軽減させたり、回復過程の支援)についての学びを7月から始めました。 身近で「喪失」に関する出来事が複数あり、グリーフを抱える方々の何らかの支えになりたいと考えたことが、始めたきっかけです。 振り返れば、私自身も過去には家族や共に暮らしていた猫を亡くし、グリーフの当事者であった時期もありますが、今回の出来事にあうまで、学ぶ発想はありませんでした。 どうやら、身近の誰かの心を支えたい気持ちが、私にとっての行動化の

          グリーフケアを学ぶ

          講師のトレーニングと、20年目に思うこと。

          CompTIA CTT+という試験を受けています。 「Certified Technical Trainer」といって、インストラクターとして受講者主体の研修をおこなうスキルを取得していることを認定するものです。 CTT+は、コンピュータに限ったインストラクター資格というわけではないのですが、私がかつてMicrosoft Official Trainerを取得した頃(おそらく2007年とか…?)にこの資格の存在を知ってから気になっていたものの、そのままになっておりました。

          講師のトレーニングと、20年目に思うこと。

          学び気づき、考える。-マナー講師養成講座にて-

          先日、2日間のマナー講師養成講座に参加しました。 私はマナー講師専業ではありませんが、業務の中でマナー指導が含まれていたり、講師としてのお役目をいただいている場もありますので、学び続ける必要があります。 3年前にも、まとまった時間、マナーの学びを行ってはおりますが、時代が変わる中、あらためて別の視点から学びなおして、伝えられるものや起こせることを増やしたいと考えたこともあり、今回受講を決めました。 少人数で、先生からマナーのインストラクション方法や必要なスタンス等、ご指

          学び気づき、考える。-マナー講師養成講座にて-

          キャリコン資格と川下り

          20代のころから、ずっと10年以上山登りのキャリアを積んできましたが、 ここ最近、川下りのキャリアに変化したと感じています。 新卒で就職した企業を半年で辞めた後、 パソコントレーナーになろう、フリーランスで活動していこうと、計画をたてて一歩一歩積み上げ、ありたい姿やキャリアを目指し、山を登ってきました。花の仕事をしようと、花の資格を取ったりも。 そこそこ目指していたところまでたどり着くことができましたが、時代や環境状況が変化し、今後のことを考えていた頃、偶然のご縁で、国家

          キャリコン資格と川下り