錯視を使って考える「本当に大事なこと」

近年整形やプチ整形など、自分の容姿や周囲からの見え方を気にする傾向が社会全体にあると思う。
そこで錯視を使って訴える公共広告ということで自分なりに錯視を使って「本当に大事なこととは何なのか」を自分なりに見つめ直すと共に世の中に訴えようと考えた。

■ 工夫した点

なるべくごちゃごちゃした錯視を使うのではなく、簡単かつ面白い錯視を使うことで訴えてる内容をわかりやすくした。
それと共にインパクトのある色を使うことで人の目を引く錯視、そして目を引いた後に記事を見ることで、「見た目の重要さ」という自分が提起した問題について考えてもらう時間ができると思った。自分の錯視を見てその問題について考えてもらうだけでも、十分に効果があると思うのでどのように「考えてもらえるか」を工夫して作ることにした。

■ 制作した広告画像はこちら!

画像1

この錯視は「シェパード錯視」という錯視を使って作った。(リンク参照)
左右の赤い部分の図形はどちらも同じだが、他の部分があることによって違うように見えてしまう錯視だ。「周りに流されていないか」「本当に大切な部分は見えているのか」という二つのことを訴えるのにこの錯視が最も適していると思い、この錯視にした。そしてキャッチコピー「見た目ってそんなに大事ですか?」と自分の訴えたいことをシンプルに投げかけて、見る人に考えてほしいところがずれないようにした。

■ プロジェクトを終えて

昨年度の一月から週5になり、4月から出席率を徐々に上げての今回のプロジェクトだったので自分のやってきた木プロの中で正直一番充実していた木プロだったと思う。
今回のプロジェクトを通していかに人に自分の考えを伝えるか、どのように訴えかけるべきか、その難しさを感じた。

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