SNSに関する広告案

私はSNSが好きで、スマホを利用している時間の多くをTwitterに費やしています。トレンドなどをよくみていると、よく炎上が起こっていたりするのですが、最近その炎上をみていて感じることがあります。

誰も言っていない誹謗中傷が、憶測や「らしい」という不確定な言い方で広まり、居ない敵を叩いてしまっていること。
何も炎上していないのに炎上したという記事やデマのせいで炎上していること。

そういった架空の炎上が、最近とても多いように感じています。

それって本当に炎上について見えているのかな?
誰かのデマや周りの人に惑わされて何もないところを叩いてないかな?

知らず知らずのうちに、トレンドに便乗して自分が燃え広げてしまっているかもしれない。何もわからないまま、インターネットの人が言ってるからと自分も不用意に呟いてしまっているかもしれない。

なのでこの広告は自戒の意味も込めて、多くの人の目に留まり、意味を考えてもらえるよう、錯視効果を用い作成しました。

■ 工夫した点


広告が目に留まり、一旦立ち止まって考えてもらえるよう
・わかりやすくかつ簡潔にまとめる
・色を3色以内にまとめ、アクセントに原色を使用する
・一文だけを添える

という点を意識しました。

■ 制作した広告画像はこちら!

画像1

・錯視部分
ヘルマン格子錯視というものを使いました。
この錯視は、白の交差点部分が黒く見える、というものです。
本来は黒くない部分が黒く見えるため、なんでも黒に見えて叩いてしまっているのではないか、ということを伝えたくてこの錯視にしました。

・その他
錯視の下にある手のひらは、誰かの手のひらの上で踊らされていないかな?ということを意識してもらえるように置きました。
その手のひらの上で嬉々としてハンマーを持っている誰かにならないよう、「本当に見えていますか?」と一文だけを添え、この広告を見た人が一旦立ち止まって考えてもらえる機会になれるといいな、と思います。

■ プロジェクトを終えて(必須)


錯視効果を用いて広告を作るのは想像通りで、想像以上に難しかったです。
ですが、錯視を用いることで提起したい問題について深く考えることができ、自分の行動も改善できるような良いきっかけになったと思います。



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